武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 創始者・家元

NPO/特定非営利活動法人 日本エイジング・アドバイザー協会
理事

武田 直美(たけだ なおみ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

【感動・感謝・感激】の心の3K職場へ変えよう!

 介護の職場は3K職場と言われています。
 ・きつい(重労働)・汚い(排泄介助)・危険(病気感染)…ただ福祉が好きで、お年寄りが好きだからという熱い思いではできない仕事が介護です。
 でも、私たち介護専門職が、利用者の生活を支える介護のプロとして自覚を持って介護に当たった時、「見方」を変えてみると、「味方」になるのです。
 「きつい・汚い・危険」は「感動・感謝・感激」の心の3K職場に変えることができ、より強い信頼関係の構築に繋がっていくのです。  私自身、20余年間、福祉の現場で利用者や家族と深く関わってきました。
 その中で感じたことは、利用者も家族も大きなものを求めていなくて、日常のあたりまえの、“ちょっとした笑顔”“ちょっとした声掛け”を一番心待ちしています。そして最後まで一人の人として尊重してもらいたいということです。
 高齢者にとって、明日、数時間後、数分後はわかりません。
 だからこそ、「今・今この時」の心くばりが大切になります。
 「一期一会」の精神と同様に、介護一つひとつを大切に行い、介護職自身も後悔の無いように心を込めた介護をすることがもっとも重要です。
 介護に必要な介護技術や知識、コミュニケーション能力を高めて、その根拠を明確にすることで、利用者・家族の要望に応えることができ、より信頼感の向上に繋げることができるようになります。
大切な命を預かっている職業だから、介護の現場で不安や迷いを持つのは当然です。
 介護職員全員が「しっかりと話を聴いてくれる」「笑顔で対応をしてくれる」「信頼感が持てる」等の、心くばりのある介護が行えるようになるには、一般的な研修では難しいものです。
 「武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®」では、カウンセリングやコーチングを取り入れることで、よりコミュニケーションを深めて、利用者・家族の気持ちに寄り添い、最後までその人らしく生きることを支える手引きです。
 また、講師の適切なアドバイスを受けながら、多くのロールプレイの実施・実際の現場に即した事例検討・ワークシートの活用を行うことで、「その人らしく、笑顔でいられる!」寄り添った介護実践ができるようになっています。
 「武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®」で得たものが、一人ひとりの大きな介護力になると確信しています。『他とは違う心くばりのある介護』=『より質の高い介護』を職場で発揮して、「感動・感謝・感激」の心の3K職場へ変えていってください。
 そして、選ばれる介護職員・選ばれる施設になることを切に願います。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

NPO/特定非営利活動法人 日本エイジング・アドバイザー協会
理事

荒 隆文 (あら たかふみ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

医療・介護 50兆円新市場

 2020年までの政府の成長戦略を盛り込んだ「日本再生戦略」の原案が7月11日に公表された。
 政府は20年度までの平均で「名目経済成長率3%、実質2%」の目標を掲げており、再生戦略はその実現の方策を示している。消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の成立をにらみ、財政再建と成長の両立を目指している。
 再生戦略の大きな柱は医療や介護、健康関連分野で、規制緩和などを通じて2020年に50兆円規模の市場を創設し、284万人の雇用を生み出すという。今後の需要拡大が見込める成長分野として大いに注目されている。
 世界保健機関(WHO)がまとめた世界保健統計によれば、日本人の平均寿命は男女平均83歳で世界一。女性が86歳、男性が80歳。平均寿命は確実に伸長し、日本は未曾有の長寿社会を迎えている。このことは、長い老後をどう生きるかという深刻な課題を私たちに突きつけている。医療や介護、健康関連分野が注目される所以である。
 戦後のベビーブームで生れた団塊の世代が大挙して2012年から順次65歳を迎え高齢者の仲間入りをする。定年後私たちの多くは、健康で、勤労意欲もある。労働力が減少していることを考えると、年齢とは関係なく個々人の事情に応じて、多様な働き方をしていけばよいと思う。
 私の場合は定年後、会社に勤めている時から関心を持っていた就職支援のカウンセラー及びコーチングなどの資格を取得し、セミナー講師の職務に就いて12年余になる。今後も必要性が益々増大していく介護関係の職務に従事し、社会のお役に立ちたいと考えている。
 「武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®」養成講座では、カウンセリングやコーチングの手法を実践することでコミュニケーションを図り、介護利用者や家族の気持を大切にして本人がその人らしく人生を全うするよう、本人を大事にする介護を重視している。正しく現場での介護サービスのあり方を具体的に学べる講座内容となっている。
 私は小さくても複数からお金や情報が流れ込んでくる仕組みを構築することで、好きなこと、やりたいことを実現している。お客様の立場に立って、目の前の職務を一生懸命に行い、追求していく。こういった姿勢を忘れなければ、多くの協力者・支持者にめぐり合えると実感している。
 残された今後の歳月を活用して、漸く見つけた自分の働き方を健康に留意し尚一層精出して取り組んでゆきたいと考えている。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

NPO/特定非営利活動法人 日本エイジング・アドバイザー協会
監事

井口 隆三郎 (いぐち りゅうざぶろう)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

「プロ中のプロの介護者」を目指す方々へ

 少子高齢化が急速に進んでいる日本はもうすぐ2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上の時代がやってきます。
 このような時代では多くの人は「不本意ながら介護を受けざるをえない人(被介護者)」「家族、親族として介護せざるをえない人(一般介護者)」「プロとして、ボランティアとして、地域住民として介護に携わる人(プロの介護者)」のどこかに属することになります。
 介護保険制度が始まって以来、ともするとプロの介護者に任せようと思っている人が増えているように感じます。一方、価値観の多様化、複雑化している変化の激しい時代に、他人事のように介護に無関心な人も増えてくるかもしれません。しかしいつどこで被介護者になるか、一般介護者になるか誰にも分かりません。転ばぬ先の杖、介護に関する技能技術だけでなく総合的に勉強、準備をしておく必要があります。ましてや現在プロの介護者として頑張っておられる方、将来プロとして関わっていこうとビジョンを描いておられる方は介護に関する技能技術を一層高めると同時に更なる知識と知恵を身に着けていく必要があります。介護の世界は介護のスキルだけでなく、総合的人間力をいかに高めていくかにあると信じています。
 私は、ある勉強会で「介護者される方の気持ちを少しでも理解するための体験」をしました。大人用のおむつをしてお布団の中で「おもらし」をするのです。もう自尊心なんかはズタズタです。ましてやこれを介護者のお世話になると考えたら全人生、全人格を否定されるような気持になりました。
 それから介護について関心を持ち、いろいろ勉強しながら、以下のような人に介護をしてもらいたいと思うようになりました。
①私の気持ち受け入れてよく話を聴いてくれる人
②私が自分で考え、行動できるようにやる気を引き出し、そっと支えてくれる人
③介護従事者として、単なる介護技術だけでなく基礎的能力と知識、知恵を十分持っている人
④介護者として、また人間として自分をよく知っている人
⑤私自身とだけでなく家族に対しても良い人間関係、良いコミュニケーションを保てる人
⑥家族、親せきはじめ周囲の人たちの想い、苦情などやんわりと受け止めてくれる人
⑦介護ビジネスマナーを十分心得ており、いつも笑顔で接してくれる人
⑧介護へのビジョンをしっかりもっていて、それに向けてチャレンジしている人
等々、これはわがままな私の理想かもしれません。しかし実際の被介護者、それを支え続けるご家族、ご親戚の方々の気持ちと思います。
 プロの介護者及びその関係者の方々は、どうしたら被介護者の立場に立っていけるか?一生懸命に支えているご家族の立場に立てるか?理想の介護とは何か?等々、プロ中のプロを目指して日々自己研鑽にまい進されていらっしゃると思います。
「プロ中のプロの介護者」を目指す方々に、すぐお役に立てる講座が開設されました。
 ご自分の介護に自信を持つ為に、また将来のビジョンを実現する為にきっとお役にたつと確信します。

 一度、ドアをノックしてみませんか!?

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

石田 晃子 (いしだ てるこ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

『CS(顧客満足)&ES(従業員満足)で勝ち残る組織へ』

 出口の見えない長期不況の中、今後成長が見込める市場は医療・介護・健康関連と言われている。今後の年齢別人口構成を見通しても、高齢者ビジネスは今後大いに期待できる市場として、多くの企業が参入を企てているところである。その中で競争に勝ち残り安定経営を続けていくためには、施設の拡充や画一的あるいはマニュアル的なサービスの提供だけでは心許ない。組織が繁栄を続けるための要件は種々あるが、高齢者ビジネスにおいて特に求められるものは、いかに顧客・利用者に満足を与えられるかであろう。
 高齢者は、たとえ現在身体的不自由や認知障害があったとしても、これまでかけがえのない自分の人生を生き抜いてきたという自負がある。十把一絡げのお年寄りではなく、一人ひとり名前を持った一個の人格として扱われることを望んでいる。また、ご本人のみならずご家族も、自分の祖父母や両親・配偶者が大切な存在として扱われることを望んでいる。
 医療にしても介護にしても、その技術力の差異は素人には容易に分からない。祖母、父を見送った私個人の体験として、そこで働く方々の優しい笑顔、気配りや思いやりあふれる声掛け、さりげないマナーや言葉づかいを通して良い施設であると判断したように思う。
 知識や技術は学校や書物を通して学ぶことができるが、簡単には学べないこれらのものによって顧客や利用者の評価が左右されるのである。
 また大学生の就職支援を通して、介護業界へ進んだものの途中で挫折する若者を多く見てきた。大学で学んだことだけでは対応できない現実問題の数々。熱意や理想だけでは乗り切れない多大なストレス。優秀で温かな心を持った多くの若者が夢破れ職場を去っている。退職者・転職者の増加により職員の負担は増しサービスの質も低下する。従業員満足を提供出来ない組織は、顧客満足も提供出来ないのである。
 学問では身に付けられないノウハウを知り、自信を持って意欲的に職務に取り組めるようになる。自分のストレスの要因を知り柔軟に対処できるようになる。他者理解・自己理解を基に、より良いサービスの提供を通して、従業員自身が自己成長や顧客満足を手に取るように感じられる。そのような人的財産を保有できる組織が今後の競争に勝ち残っていけるのである。
 「武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®」養成講座は、介護・福祉の現場で20年以上の経験を持つ武田直美が目指す「感動・感謝・感激」の3K職場への変貌のノウハウと、(株)キャリア・ブレーン独自のキャリア・カウンセリング、コーチングのスキルを余すところなく盛り込み構築されたもの。現場対応力、コミュニケーション力、ビジネス・マナー、対人援助の心と姿勢、ストレス耐性など、他では学べない総合力が身に付く内容となっている。
 介護職の方はもちろんのこと、職員の教育訓練担当者、介護以外の職務に携わる施設職員の方、施設の経営者、また介護に限らず高齢者ビスジネスに携わる方、今後目指そうとお考えの全ての方のお役に立つ講座である。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

井上 隆一 (いのうえ りゅういち)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

– 施設長の皆様に –

 私は長らく介護職員の就労支援を担当致しております。特に施設長になってより多くの方の介護を行い広く日本社会に貢献したいという志の高い方が目立ちます。こういう方が、現場におけるコミニケーションの重要性が分かってはいるがどう対応してよいのか分からないというのが現状です。
 介護職員のテキストにも一般的なカウンセリングの重要性と実践があります。しかしながら介護される側にたった対応方法はあるものの介護する側の心の持ち方と具体的な方法はすくないのが現状です。現実をみると介護職員の短期間での離職率は著しく高いものです。単に賃金が原因でなく、理想と現実のギャップが多すぎるからです。介護する側がしっかりとした「介護道」という精神基盤を持っていなければ、現実の辛さに耐えかねて離脱してしまうことが多いのです。
 「介護道」を分かりやすく説明し、実践を通じて習得できる介護職希望者に待望の講座が誕生しました。介護関連職の精神基盤となる介護道を養成する、世界でも他に類のない講座です。私も介護職員の研修に自己流で対応していましたが、本講座を利用し始めてからは、短時間での介護道習得が可能となり、日々感激しております。
 排泄物のにおいが決して汚いものではないと心から思えるかどうか。綺麗ごとではすまないのが介護の現場です。本講座はこれを乗り越えて人のために人生をかけたいと考える介護職をやりたい人のために人と接するときの具体的な方法を実践ですぐ使えるようにプログラムされています。そしてなにより施設長となり大量介護職員の精神基盤を短時間で一気に養成したいと考えておられる方には最適な講座だと考えております。
 介護職に必要な精神的な基盤は何でしょうか。それは相手に対する真の思いやりを持つことができるか。介護をされる側の気持ちにたった行動がとれるかの2点です。
 介護現場では食事の世話、排泄や入浴の介助といった肉体的な行動が極めて重要です。同時に、人間の尊厳を重んじるための基本的な考え方と具体的な技術が必要です。
 本講座の特徴は懇切丁寧に記述したテキストと指導する講師陣です。講師陣は単に教えるというに留まらず、受講生に良く考えてもらい自発的行動を可能にする丁寧な支援をモットーとしています。介護の現場とカウンセリングの実践経験を有するベテランの講師陣は皆様とお会いし、ご支援できることを心からお待ちしております。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

大川 るり子(おおかわ るりこ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

「武田流介護道®/介護傾聴士®」で未来を拓く!!

 日本は、例を見ない超高齢化社会に突入していきます。このような社会において、介護の仕事はますます需要を高め、行政での介護人の育成支援を行っている地域もあります。ニーズが高ければ高いほど参入企業も増え、他企業との差別化を図らなくては競合企業の中で生き延びていけません。では、物品販売のように価格破壊を行うか?
 ちょっと待ってください。介護業は、ものを売るのでなく、介護スキルと介護職員の「こころ」を商品としているのです。又、顧客である被介護者もそのご家族も優良な技術は当然のこととし、ひととひととのぬくもりのある介護を望んでいることは、わが身に置き換えれば、当然の望みと感じられます。そのためには、何が必要でしょう。もちろん適正な価格設定は必要ですが、私は、何よりもどのような人に対しても対応できるコミュニケーション・スキルが必要だと考えます。それにより、他との差異化をはかり、顧客満足による高いニーズを得ることができます。
 充分にコミュニケーション・スキルの備わった介護者は、ご家族を含む被介護者・同僚・本人のストレスを軽減し「3方よし」の結果を生み出し、生産性の高い仕事ができると信じています。
 私の介護経験から推し量ると、介護される人は、人としての尊厳を認められないことに対して、非常にいらだちます。又、家族は、事態を容認するまでに時間がかかり、その状態が長引くと生きていて欲しいという思いと同時に期限のない日常に不安を抱きます。介護者には、そういった被介護者の気持ちをわかり、なおかつ、自分自身を追い詰めない強いメンタルを持てるかどうかが重要なこととなります。
 「武田流介護道®/介護傾聴士®」の講座では、長年、現場のプロフェッショナルとして、後進の人材育成に携わってきた筆者によって、介護に関わるコミュニケーションスキルを伝授するテキストを使用し、キャリア・カウンセリングやコーチング・コーチの実施や養成の経験豊富な講師によって、幅広い視野を持った講座を実施します。
 受講修了者はみんな、介護職界の先進者。ともに学ぶことによってスキルを磨き、社会に貢献していきましょう。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

荻野 良治 (おぎの りょうじ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

身内の介護及び再就職支援に関わって想うこと!

 介護と言う言葉を耳にしますと「壮絶な戦い」と言う表現が当てはまる経験をしており今でも走馬灯の様に私の脳裡に浮かんでまいります。年老いた父母の面倒をみることになったのは未だ子供が小学生の時期でした。同居して間もなく母親は心臓病で入院生活になり、父は母が入院してからというもの家族との会話が少なくなり自室で寝ながらテレビを観るということが多く食事の時間帯だけ会話するということが続きました。母親の病状も急に病院から呼び出しがあったりと、気が休まることがありませんでした。そんな時に父の日常行動に異変が起きたのです。徘徊が始まったのです。そしてさらに「物が何か解らない」等の表情が現われ、日々悪化していきました。
 母親の病院への面会、父親の介護で私達、家族は心身共に限界に達し、介護施設への入所を選択致しました。しかし、介護施設への入所という選択肢は適切な判断であったかどうか今でも私の心の中に悔いが残ります。それは施設の職員及び責任者までが入所者を「物」として扱っていたということです。施設全体の雰囲気も暗く、入所者と職員との会話も乏しく、私達家族が面会に行っても「忙しいのに、何しに来たの!」という態度が如実に現われていたのです。「心」というものが全く感じられませんでした。「利用者・家族が何を求めているのか」「何を望んでいるのか」を気付こうともしないで、それを当りまえの様に日々、作業をしている、という実態でした。父は入所後、2年余りで息を引き取りましたが、どんな思いで亡くなったか・・・。
 さて、現在、私は再就職支援に関っておりますが、雇用情勢が厳しいおりから「人材不足」の介護職を選択することが多くなってきておりますが、残念なことに「定着」には至っていないのが現状です。
 求職者、Aさん40代、男性。キャリアチェンジを図り介護職に挑戦、採用されました。介護の基礎的なことを取得し、夢を持って介護現場に臨みました。「利用者に寄り添っていこう」「職員の方からノウハウを学んでいこう」と、しかし、実際に現場に入ってみると、まごつくことばかり・・・先輩の介護職員も親身にサポートしてくれず、事務職員に至っては「それは現場のことでしょ!」と、木で鼻を擦った様に取り合ってくれない現実。そして家族の方々からのクレームに対する施設長の対応の態度等、余りにも夢と現実のギャップがあり、日々の介護現場が苦痛となり1年余りで退職となってしまいました。
 父の介護そして再就職支援に関わって想うことは、施設長はじめ事務職員そして日々、利用者に接している介護職員が「心くばり介護道」で「介護の心」とは何かを学ぶことによって利用者、家族との信頼関係の構築にも寄与し、ひいては高齢化社会の伸長を迎えて人材不足である介護現場の「定着」と言う大きな課題の払拭にも繋がるものと確信しております。介護に携わる皆様!そして今後、介護運営等に携わろうとしている皆様!どうぞ、お気軽に「武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®」養成講座の門をたたいてください。お待ちしております。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

加藤 朱実 (かとう あけみ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

身内を思う気持ち

 老後をどのように暮らしていきたいと思っているのか。さまざまな価値観があり、状況があるが、子供や孫に囲まれた生活や、夫婦二人での生活、または、一人暮らし、施設での暮らし。どのような形であれ、出来るだけ、自分らしい生活をしたい、安心できる生活を送りたいと思っていると思う。また、親や家族には、自分らしい生活や、安心できる生活を送らせてあげたいと思う。
 介護の現場も集団ケアから、家族生活に近いとされるユニットケア・個別ケアへ、変わりつつあるようだ。普通の生活に戻る為の自立支援を進めている施設も増えている。
 私の父は、脳梗塞で言葉がはなせなくなってしまった。意思の疎通どころじゃない。幸い体に麻痺はない。他人から見れば、なんら病気には見えない。母は、8年前に他界した。正直、体の弱かった父が先だと、誰もが勝手に思っていたので、母の突然死は大きく家族を揺らした。話のできない父の面倒を母が見ていたので、大きくストレスがかかっていたのか。母とデイサービスを利用することも話し合ったが、父が嫌がったことと、話は出来ないが日常の生活全般の事が出来るので、要介護1であったことと、話ができないのに、他人の中に入れて、ますますストレスが掛かるのではないかとの思いから、利用することはなかった。あれから8年がたち、父もより年をとってきたし、認知が入ってきたのか?と思うようなこともある。いずれ、介護施設や介護師さんのお世話になるかもしれない。出来るだけの事をしてあげたいと思う。それが、子であり身内の思いだと思う。介護に何を望むのか。それは、安心・安全・自己重要感を尊重してほしい・心配りをしてほしい。家族のこころも分かってほしい。初めて経験するさまざまなことに対応してほしい。など、介護のプロに、お願いしたいことがある。知識や技術だけではなく、こころのある介護、心のある対応を望んでいる。
 この講座では、キャリア・カウンセリング、コーチングの技法と介護現場の実践ノウハウや「おもてなしの心」「きめ細やかな心配り」を統合させ、今、現場で必要な人材を育てる為のノウハウがつまっている。このような心の在り方とスキルを持ったひとになら、大切な家族をお願いしたいと思う。
※自己重要感とは、人は自分が「価値ある存在」だと思っていたい・人は「他人から、自分のことを価値ある存在」だと認めてほしいと思っている。そういう欲求を生まれながらにして持っている。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

北川 祐子 (きたがわ ゆうこ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

人生最後の時を笑顔で過ごすために!

 武田流介護道のテキストを手にした時、今時代が求めている講座だと感じました。
 今年の夏で母の13回忌を迎えました。母が他界してから、父はずっと一人でがんばっています。現在は、自宅で一人暮らしています。今は足もおぼつかなく、かろうじてトイレと食堂へは杖を突きながら、自分の足で歩き、週に二日人工透析に通っています。4名の介護士さんに、食事やお風呂などの日常生活のお世話をしていただいています。
 私は毎週日曜日、昼に父のところへ行き、夜九時ころまで父と一緒に食事をしたり、いろんな話を聞いたり、テレビをみたりしてすごします。私の顔を見ると、とてもうれしそうで、私も娘として、父の愛情を満喫しています。
 昨年食事が取れなくなり、入院をしてシャントの手術を受けたとき、今まで排泄も自力でこなしていた父が入院とともに本人の意思とはかかわりなく、オムツをされ、年齢が高いからと自由に移動することを禁じられ、認知の症状が少しあったので、本人の意思を認めてもらえない、人間の尊厳が傷つけられる医療現場の実態を目にしました。
 「わしは丸太やない、人間や」とおこっている父の顔を忘れられません。
 プライドが傷ついた父は、自宅に戻ってから、「もう生きていたくない。母のところに行きたい」と、食べ物を拒絶し、姉と二人泣きながら父に食べてくれるよう懇願したのを思い出します。その後父は認知がひどくなり、今は入院したことも、オムツをしたこともすっかり記憶から消され、瞬間、瞬間を生きています。かつて認知が始まったとき、父が壊れていくようで、涙を流したこともありましたが、今の私は認知を天からの贈り物だと感じています。
 入院でオムツになり、全く歩けなくなった父を連れ帰り、自分で歩きたいという思いを聴き、足の筋肉を取り戻すリハビリをする中でオムツも取れ、また以前のように、自分の足での移動が可能になりました。
 あの入院で医療現場に感じた、「認知症」=「意思がない」と決め付けているの?という思いは今も私の中にあります。
 武田流介護道/介護傾聴士のテキストを手にし読み進めていく中で、利用者の思いに目線をあわせた心配りに、20年の介護現場の体験の重さと、現場が変わるという思いを感じました。
 仕事では、介護の現場の方たちのキャリアカウンセラーを通して、人の役に立ちたいという思いで、介護の仕事についても、施設の方針とのギャップや利用者と向き合う中でのさまざまな迷いや、悩みを日々抱えて働いていらっしゃる様子に出会います。
 その悩みや、迷いに光を与えてくれるのが、「武田流介護道/介護傾聴士」です。
 介護現場20年の体験の中で、利用者の心に目線を合わせ、さまざまな具体的な事例を取り上げ、現場でどう対応していったらよいのか、解決の手がかりを与えてくれるものだと思います。
 自分の体が思うように動かない苛立ち、塩分やたんぱく質などの量を制限された食事に不満足な思い、自分の認知症状が進んでいく中での不安感、周りに自分の存在が迷惑だと感じる思いをどう受け止め、対応したらいいのか?介護される人の思いをしっかり傾聴し、一人の人間として寄り添える介護力を身に付け、介護されるものも介護するものも、ともに笑顔で過ごせるように、「武田流介護道/介護傾聴士」を「宝物」にしたいと思います。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

栗原 恵子(くりはら けいこ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

介護のプロフェッショナルを目指す皆さんへ

 20世紀最後の年の2000年4月に、介護保険制度が創設され、それまで「社会福祉措置」であった高齢者介護が、「介護サービス事業」というビジネスになりました。
 それまでの社会福祉法人や地方自治体に加えて、医療機関や民間企業も参入し、介護サービス事業者は急激に拡大してきました。
 あれから12年たった現在、乱立した介護サービス事業者は淘汰されつつあります。超高齢化社会が進んでいるのに何で介護サービス事業者が淘汰されるのか、おかしいのではないかと思われる方も多いと思います。しかし、現実に経営が成り立たず廃業をしている 介護サービス事業者がいます。ではなぜ、このようなことが起きるのでしょうか。
 介護保険制度とは、利用者が介護サービスの提供を受ける事業者を選ぶことができるからです。言い換えれば、利用者から選ばれない介護事業所は経営が維持できないのです。
 では利用者に選ばれる事業所とはどのような事業所でしょうか。建物が大きい、設備が豪華である。いいえ、そのようなことで利用者は介護事業者を選んではいません。
 我が家のように気持ちが落ち着くところ、家族のように心くばりをしてくれる職員のいるところ・・・。そうです、利用者は、介護職員を選んでいるのです。あの人に介護をしてほしい。あそこの施設の職員さんはみんなよく気がついてくれて安心して過ごすことができる。そうです、利用者やその家族の気持ちに寄り添うことのできる職員がいる介護事業所が利用者から選ばれるのです。
 これから介護業界へ新規参入することを計画している人は、事業を成功させるためにまずはご自身が介護の心を学んでください。そして、心配りのできる人を一人でも多く採用して利用者とその家族、そして職員の笑顔が溢れる介護事業所を作ってください。
 また、これから介護業界で働きたいと思っている人へ、介護業界は求人が多くあり、この業界ならすぐに就職することができると思っていませんか。それは少し違います。
 介護事業所は人手不足だから応募してくる人は誰でもよいから採用しようなどとは思っていません。利用者やその家族の立場にたって考えることのできる人。また、職場の同僚とコミュニケーションがきちんととれる人。そんな安心して介護を任せることのできる人を求めています。事業者は利用者から選ばれる為には、心配りのできる介護のプロフェッショナルの人に働いてほしいのです。
 介護業界に新規参入を計画している方、介護の仕事をしてみたいと考えている方はぜひ、武田流心くばり介護道の体験セミナーに参加してみてください。
 心くばりとはどういうことか、介護のプロフェッショナルとはどのような人なのかがきっとわかるはずです。
 まずは、無料体験セミナーでお待ちしています。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

NPO/特定非営利活動法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
理事

齊藤 榮一 (さいとう えいいち)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

「武田流心くばり介護道®」は日本の高齢者を元気にする

 「武田流心くばり介護道®」の誕生を心から喜ぶ一人です。日本も世界の先頭を走る超高齢化が2055年まで43年間続く、今までに経験のない社会生活に突入しました。世界の国々も日本を追いかけるように高齢化が進んでまいります。地球丸ごと老人の願いはまず健康で余生を送ることと思います。日本が理想の元気で健康な老人社会を描いて世界の見本になりたいものです。日本では1955年(昭和30年)長野県上田市で「家庭擁護ボランティア事業が発足して、変遷しながら2000年介護保険制度が生まれ、今年で57年間の基盤を持って先輩から先輩に引き継がれここに「武田流心くばり介護道®」が出来上がってきましたと申し上げても過言ではありません。厚生労働省の予測によると2055年の日本の平均寿命は女性90.34歳、男性83.67歳、ますます長寿になります。
 誰もが65歳を過ぎると年々大小はありますが、体力的な限界と精神力の変化が現れはじめ、不安が増して来ます。そこで人生の大先輩への、家族、介護支援者、医療関係者、企業全般等、としての係わり方が重要になります。老若男女、健康で楽しく人生を送ること、誰もが求めています。特に高齢者は、衣・食・住に求める機能が変化し、人生の楽しみ方も変わってきます。ここで要請されることは、老若男女の円滑な双方向のコミュニケーションを築き上げ、お互いの理解を高めることです。そこには真の「心くばり」が最も求められています。少子高齢化が続く21世紀、特に高齢者は常に若い人の希望を叶えられることを第一に心から念願しております。そのため高齢者は若い人に頼らず自力で頑張りたいのです。65歳以上3000万人の中で、やむなく要介護の状態になられる方は15%近くおられます。介護専門職のお仕事は、産業技術の革新で高齢者の生活改善がより進んできておりますので、重労働で介護されるお仕事も軽量化されてゆき、仕事環境も楽な方向へと進むでしょう。
 ここで大きく残された課題は、65歳以上の消費者やユーザーのニーズをくみ取る方法に大きな齟齬が生じており、高齢者の健康と楽しみを損ね、家族、介護者、企業も寄り添い方に苦慮していることです。介護者が素晴らしい知識、技術、健康を持ち合わせても、高齢者と「心の会話」をするスキルが備わらないと、真の寄り添いは困難と思います。私も、103歳、88歳、78歳、67歳と四人の身内を看取ってきましたが、係って頂いた介護専門員、介護器具業界、旅館、衣・食・住関連業界等の高齢者への寄り添い方には、老人の外面的情報・知識により、利潤を得ようとされ、本人の精神を左右する心に突き刺さる言葉が多く飛び出してくるのにびっくりいたしました。老人の精神的、本質的内面に「真に求める本音」が潜在しており、それを知ることは大変重要です。高齢者に係わる人自身が意識改革する必要があります。良くシルバー産業は成長すると聞きますが、そこに係わる担当者は健全な技術・健康に「心」をバランスよく備えることなくして、企業として健全な社会貢献は無得ないと確信いたします。
 「武田流心くばり介護道®」を修得し自分を変えて見ると、高齢者のみならず、全年代とのコミュニケーションが画期的に変わり、相手を元気にすることができ、自分も心が明るくなります。是非この心の技法を修得され、高齢化社会で貢献されることを73歳の私より切にお勧めさせて頂きます。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

NPO/特定非営利活動法人 日本エイジング・アドバイザー協会 理事
堺野 幸枝 (さかいの さちえ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

「実体験から導きだされる最上級の介護ビジネス」

 「温かい介護」「心癒される介護」「優しく寄り添う」このような言葉に共感して介護の仕事を求めて、殺伐としたビジネス界から転職、あるいは高齢者のお役に立ちたいと夢と希望を持って職に就く方々、入口は違っても仕事に対する情熱は介護を職業に選んだ方なら誰もが自負しているであろう。
 しかし介護ほど難しい仕事はないと言えよう。なんと言っても現場では人の命を預かる仕事だが医師でもなく看護師でもない。介護者が携われる範囲内での介護技術にテクニック。生きてきた時代が違うので価値観が全く違う、自分の何倍もの人生経験をされた方との会話。毎日毎日の生活観察。少しでも異常が見られると待ったがきかない、瞬時の対応の遅れが大事に至る。
 利用者だけでなく、そのご家族との連携。神経を使って仕事をして今日一日が無事に終わって当たり前。一人で何役もこなさなければならないのが介護者の現状である。この就職難の時代に求人が多いのは介護職であるが、それは辞めていく人が多いから求人募集が後を絶たないのである。介護技術は経験と努力を重ねていけば誰もができるようになっていくであろうが、高齢者、認知症の方とのこころの交流、ご家族との信頼関係はなかなか見よう見まねで、できることではない。なぜ辞めていく人が多いのか、労働と賃金の関係もあるかもしれないが、満足できる仕事をしていたら、やりがいのある仕事ができていたらその職を捨てるであろうか。
 「ほんの少しの気遣いと心くばりができたら、お互いがどんなにか幸せになれるだろう」「もっとご家族の気持ちに寄り添ってあげられたら」「クレームを上手に解決したい」「先輩職員は日々の仕事に追われているので、なかなかコミュニケーションがとれない」「自分自身のメンタルを強めて前向きな気持ちを保ちたい」「この仕事に自信とプライドを持ってキャリアアップしたい」介護職の現場に立っている方の声が聞こえてくる。
 このような方々のご要望に応えてできたのが、【武田流介護道/介護傾聴師】の講座である。介護一筋20余年の実績を誇り、現場での実体験から、相手が求めているこころのサービスを提供することを第一にしている著者が、そのノウハウを余すことなくまとめた介護ビジネス必携のテキスト・ビジネス書である。
 介護を経験した方が一読してみると、今まで感じていたが声に出せなかった思いをそのまま具現化してくれたように思うだろう。
 これからの時代益々被介護者が増えていく中で介護に対しての質が問われていく。
 どこの介護にもまねのできない「きめこまやかな介護」と「心くばり」を身に付けることによって利用者、ご家族との信頼関係が深まり、職員の質が向上し競合他社との差別化を図ることができ、最上級の介護ビジネスへと広がっていくであろう。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

NPO/特定非営利活動法人 日本エイジング・アドバイザー協会
理事

下枝 美千代(しもえだ みちよ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

「介護のバイブル」

 介護経験が少しでもある方はおわかりかと思いますが、介護される方・介護する方両方が、実は大変なストレスを感じています。
 自宅介護への方向に進んでいる日本の現状では、これからは超高齢化への波に、国民全員がその大きなストレスの波に飲み込まれると言っても過言ではありません。
 介護業界で活躍されている皆様には、プロ意識があるとはいえ、日々の業務の繁忙さに心身悩まされている方も多いでしょう。ストレスコントロールも自分で実施できなければ、自身が病気になってしまいます。
 また立場が変われば、介護施設を展開されている経営者側の方々にはさらに経営という重圧が加わってきます。
 近年、他業種からの参入も激しさを増すばかりです。
 この状況の中で、業績を上げ続け生き残るためには、何をすればよいか?
 それは『他施設との差別化』しかありません。
 他と同じことをやっていたのでは顧客、すなわち入居予定者とその家族は満足しません。理由は、選択するのはその顧客だからです。
 選ばれる為に求められるものは『オンリーワン』の施設作りであり、介護スキルであり、介護サービス、介護マインドです。
 高品質のものを提供できる施設だけが勝てるのです。
 この「武田流介護道」は『介護のバイブル』です。
 技術内容のみならず企業意識、カウンセリング理論と実習、ビジネスマナーなど、何より介護に対する「真の心」介護の真髄に迫っています。
 どこをとってもこれ一冊あれば、介護職員の質の向上・スキルアップ・意識向上につながるたくさんのヒントが見つかり、そこから気づきが生まれ、意識改革ができます。そして現場での実践につながるわけです。
 すべての項目が『オンリーワン』の施設の為に、また真のプロを目指す『オンリーワン』の介護職員の方の為に役立つ内容となっています。
 このバイブルを活用され、日本一の介護職員を数多く抱えた、日本一の介護施設であり続け、日本の介護業界の頂点に立たれることをお祈りしております。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

杉江 雅子(すぎえ まさこ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

言い知れぬ不安にさりげなく手を差し伸べられる社会を

 人は必ず老いていくもの。そんな現実を心にズシリと感じたのは、14年前、祖母が認知症になって介護施設に入った時でした。それから約8年間、祖母は96歳まで生きることができました。施設を3度転院しましたが、人生の最期を介護施設の皆さまの温かい心のサービスで迎えることが出来たことは、今でも家族ともども本当に感謝しています。
考えてみれば・・・家族があらゆる生活の介添えを「手に負えない」と判断した状況で入所させていただくわけですから、お引き受けいただく施設の職員の方々のご苦労はどれほどのものかと思います。
 また、私の父親は、現在79歳。早いものでもうあと1年で80歳です。この父が数年前より、高齢による聴力の低下で補聴器を着けています。先日のことです。何とその補聴器がなくなってしまうという事件がおきました。そこからが大変です。父の豹変。何を話しかけても父の被害妄想が始まってしまいました。そう。補聴器を失った耳には、“よくわからない音”としてしか、会話が聴こえていないのです。
「どうして、そんなに聞えない声で話しかけるの?」悲しいほどに何かを疑うような眼をされると、こちらも次第に話しかけるのをためらうようになるものですね。
 しかし、それではいけないと思い、筆談を使って父の心の声を聴き、姉と二人で父の「悲しく辛い気持ち」に寄り添っているうちに、父の被害妄想はおさまってきました。最終的には、私と姉で父の補聴器を購入し、再び安心を取り戻した父は前と変わらない優しい父になりました。
 人が健康の一部を失い、不安に包まれるということは、こんなにも大変なことなのですね。そして、それは本人のみならず周りの家族も同じように不安で戸惑うものでした。しかし、心に寄り添えば、雪が溶けるかのように、終わってしまう問題がそこにあったのです。
 現代社会は、超高齢化社会。15歳以上の人口の実に3分の1が65歳以上であると言われています。高齢者なのですから、何かしら健康の一部を失い、言い知れぬ不安に包まれて生活されている方の実に多いことは想像に余り有ります。そのことをより多くの人が、出来るだけ早く理解しておく必要があります。
 生身の人間同士のやり取りとなる介護とは、『介護ビジネス』や『介護技術』の前に、『目に見えない介護サービス』ということで“心”の土台の上にあります。介護現場20年の経験に基づいて、その方法をお伝えするこの「武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®」は、大変幅広く、以下のような方々に当てはまると言えます。
 例えば、今後介護をするだろうと思われる方、ご自身の周りで介護をされている方がいらっしゃる場合、現在ご家族等の介護をされていらっしゃる方、介護職に就いていらっしゃる方、介護関連職に就いていらっしゃる方、今後、介護職を考えていらっしゃる方、今後、介護関連職を考えていらっしゃる方、介護職で「思い通りにならないことが多い」と思われる方、介護関連職で「思い通りにならないことが多い」と思われる方。
 サポート・支援・介護と手助けが必要な場面では、周りにいる人間も相互に支え合い、周りのどこからでもさりげなく手を差し伸べられる、そんな社会が望まれます。
 我々も、より良い社会のためのお手伝いが、少しでもできれば幸いです。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

竹内 和美 (たけうち かずみ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

Heart to Heart
心をつなぐ価値ある仕事を目指すこと

 2011年3月11日の大きな災害を受けて、多くの人が、人と人とのつながりを再確認する社会になりました。
 若い人も、年配の人も。みんな口々に「だれかのために、何かしたい」という願いを口にするようになりました。優しい気持ちにあふれる社会ができつつあることを実感しています。
 ところが、現実に、誰かのお世話をしてみようと決心しても、長くは続きません。どうしたらいいの?と、大きな悩みを抱えてしまいます。
そう、介護は、優しい気持ちや高い志を持っているだけではできないからです。
 「武田流心くばり介護道・介護傾聴師」養成講座は、そんな皆さんの「人のためになりたい」という意志を持っている人に、技術を学んでいただける内容です。
 例えば、認知症の方とのお話しは、わずかな時間の中で、何度も何度も同じ質問を受けるような会話になりますが、傾聴の技術を知ることによって、「また・・同じ質問だ・・・」という気持ちを逃すことができ、尚且つ、相手の「話して良かった、楽しかった」という満足度を引き出すことができるようになるのです。
 単にお話しを聴くという聞き方と、技術力を高めてお話しを聴くことができるようになるのとでは、相手の話した後の気持ちに差が出るのです。
 更に、どんなにやる気や志が高い人も、毎日の容赦ない予想を超える出来事を目の前にして、人のやる気が低下してしまう現実も避けて通ることができません。
 そんな時、同じ職場に、コーチング技術を持ったスタッフがいれば、常に活気ある職場作りが実現します。
この講座には、コーチングの理論と技術を学ぶ時間も用意されています。
 スタッフが楽しく仕事をするための「場」の提供は、経営者、管理者にとって最も重要な仕事です。
コーチングは、人のやる気を高め、行動を変えるには、とても重要な学問です。単なる意識付けではなく、人の意識を変化させるためのプロセスを大切にした関わり方ができるようになれば、スタッフ間のきずなはもちろん、ご利用者様との信頼関係も充実させることができるようになります。
 ただ何となく・・その仕事をするのではなく、高い目標を掲げ、自ら考えながら仕事をすることによって、達成感や充実感が高まり、自己成長を実感できる人材の育成を実現させることができるようになります。また、コーチングの知識が蓄えられれば、セルフコーチングにも応用していただくことができるので、キャリア・アップを実現させることができるようになります。
 自分らしく仕事の出来る職場を目指す。
 そんな活気ある職場を目指される皆さん、そして、活気ある職場で是非、自分を成長させたい皆さん、一緒に学んでみませんか?
 きっと充実した人生を、楽しみながら過ごせるようになることでしょう。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

武田 卓雄(たけだ たくお)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

”介護ビジネスのKFS
(Key Factor for Success)を押さえる”

 経営を外部から支えるものは顧客であり、介護ビジネスの領域では利用者が顧客である。一方、介護ビジネスの経営を内部から支えるものは社員である。(経営は人なり)
 介護施設の発展、存続は利用者及びその家族のニーズに対するサービスの満足度にかかっている。この一家族、一家族ごとのニーズ調査を怠ると、提供するサービス内容も狂ってしまい、利用者及びその家族の満足度は上がらない。正確なニーズ調査に基づいたサービスでなければ、単なる“押し売り”に過ぎない。これでは利用者も離れていく。介護施設や病院等の経営者にとって“入所者の回転率を上げる”即ち、“空ベッドを作らない”ことが、経営を直接左右する。そのためにも、周辺地域及び各ネットワークを介しての“人気度の確保”は極めて重要である。
 この“人気度の確保”こそが“入所者の回転率を上げる”即ち、“空ベッドを作らない”ことへ繋がるわけである。評判のよい施設を利用者及びその家族の言葉を借りると、“あそこは良くしてくれる”という抽象的な評価の中にも、“身体的介護だけではなく、心のこもった介護サービスに満足している”ということがうかがえる。
 経営者としては、介護現場の全ての社員を利用者及びその家族から高い評価が得られる“プロ集団”に育成していくことが“人気度の確保”に繋がるわけである。
 経営者及び介護現場の責任者及び介護実務者にとって、この“介護のプロのレベル”を維持、アップしていくためには継続的な社内研修、教育や自己学習が不可欠である。
 研修、教育内容は経営者の政策に基づく内容や介護保険全般にかかわる法的知識の習得及び医学的な知識の習得及び介護のテクニカル部分等がある。
 介護のテクニカル部分とは、通常の食事介助、口腔ケア、入浴介助、排泄介助、おむつ交換、リハビリ、レクリェーション等の介護業務という“出来て当たり前”の部分と、介護のテクニカル部分の中で永遠のテーマと言われる利用者とのコミュニケーションの取り方の部分である。コミュニケーションの取り方も認知症の方と脳血管障害(脳出血、脳梗塞等)の後遺症を有するリハビリ等で社会復帰を目指す方とでは異なる。前者は“人間としての尊厳を第一に接し、利用者の”心のbarrier free“を形成出来るような生活リズムの安定感を与えられる傾聴に裏付けられたコミュニケーションの取り方”が必要になる。一方、後者は手足や言葉に後遺症を残した方が多い。そのためにリハビリ効果や各種医療行為の効果が上がらないと、“もう良くならない、元に戻らないのでは?”という不安と共に、あきらめを伴った“生活意欲、生存意欲”が低下してくる。これらの意欲低下が要介護度の進行を大きく左右する。前者と同様に、後者も利用者の現在の種々の後遺症を持つ不自由な立場に立って、不安や愚痴や癇癪を丁寧に傾聴をベースに受け止め、リハビリ等での身体的機能訓練期においては、“必ず回復する”という励ましの言葉がリハビリを継続する意欲を維持させ、社会復帰の希望を持たせるためにも必要である。
 介護のテクニカル部分の中で永遠のテーマと言われる利用者とのコミュニケーションの取り方の部分をマスター出来ているプロの介護集団のいる施設が“あそこは良くしてくれる”という評判の高い施設の場合が多い。統計的に2015年には、65歳以上の高齢者の10人に1人が認知症になると言われている。そのためにも我々講師は、介護を必要とする方々に対して安心感を与えられる“話し相手”が務まる介護従事者を育成していかねばならないし、介護施設の経営者や管理職や現在、介護に従事している者も利用者とのコミュニケーションの取り方の部分をマスターするカリキュラムを学習することが必要となろう。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

玉木 勝 (たまき まさる)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

心くばりの効いた介護を広めたい

 2010年10月現在我が国の65歳以上の高齢者は過去最高の2958万人、全人口の23.1%となり、約4分の1を占めるに至った。さらにベビーブーマー達が高齢者に加わり、本格的高齢化社会を迎える日本である。ある研究所の見通しでは2025年には高齢者は約3500万人に達し、人口の約3分の1に達するという。医学の大進歩により、健康な生活を送る高齢者もいるが、一方要介護者等も増大している。
 2000年4月に介護保険法が施行されてからまだ12年であるが、介護ビジネスは急拡大をみせている。しかし介護事業者の経営は難しい環境・条件にもさらされている。従って介護ビジネスには理論と実践の両面から知識・ノウハウが必要であり、とりわけ心くばりを体得して「きめこまやか」に進めることが大事な領域である。いかにビジネス環境が厳しい中で競争に勝っていくかということを考慮していきたいところである。
 本養成講座はこのような超高齢化時代を迎え大きな変化が渦巻く社会的背景の中でスタートした。介護に関して介護者は常に被介護者の状態・ニーズを踏まえて、被介護者の立場を十分尊重して対応することを本講座では重視している。実は元々キャリア・ブレーンでは設立以来キャリアカウンセリングやコーチングの資格取得講座を通して肌理細かい傾聴・承認・質問という基本的スキルを伝授することを講座の中心においてきた。このスキルは介護関係においても共通なものであり、介護道、介護傾聴師養成でも十分生かしていきたいと考えている。
 また本講座では介護現場20年の実践・ノウハウ・スキルを持つ武田直美の独特な教育技法と上記キャリアカウンセリング・コーチングの教育技法を統合させ、新しい介護ビジネスの教育技法の境地が開拓できたと認識している。
 本講座では、「きめこまやかな」声掛け、心くばりというキーワードを各所で使っている。人生振り返れば誰でも多くの出来事を経験し、成功も失敗も体験してきたと思う。そこで介護者から被介護者の成功体験について「よかったですね」といってあげることはもちろんであるが、失敗体験にあるストレスをポジティブに理解し、「結果的にはいい体験をしましたね」といえるコミュニケーションが人を元気にさせ、心の3K「感謝・感激・感動」を共有できるのだと思う。感謝・感激・感動の人生を認識できるような講座にしていきたいと考えている。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

土居 砂智子 (どい さちこ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

「まさに突然、予期せず始まった介護」

 「介護道の講師の声」ですが、大変申し訳ございませんが今、とても書ける状況ではございませんので、パンフレットに掲載していただけなくても仕方がないと思っております。
 実は、お伝えしましたかどうかさえ失念しましたが、母がクモ膜下出血で倒れ、一時は生死の境にいました。
 とりあえず一命は取り留めたものの、気管切開・胃ろうという状況で意識がはっきりせず、意志疎通がまったくできないという状況がずっと続いています。
 関西に頻繁に帰り、母の介護(入院中ですが、様々な話しかけ、マッサージなど病院側がしてくれない・できないことをしています)をしている日々です。
 体力的・精紳的にもきつく、キャリア・ブレーンからのお仕事も一時はお受けできず、最近少しずつお受けしている状況です。
 いずれとは思っていたものの、まさに突然、予期せず始まった介護。
 夫の両親を一昨年、昨年と見送ったばかり。さらに親しい従妹の配偶者(夫)が若いのに突然、病死。私をかわいがってくれた叔母も突然他界。昨年の震災以降、あまりにもいろいろなことが押しよせて、正直なところ体力限界・精神的ストレス、疲労蓄積がかなりの状況です。
 だからこそ、介護道には大変、興味・関心は持っています。ですが、推薦文まで頭が今、回らず、時間的にも難しいと判断しました。とりあえず状況をお伝えしていた方が良いと思いメールをさせていただきました。申し訳ございません。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

西渕 嗣郎 (にしぶち しろう)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

『 よく聴き、よく訊く 』

 近年、対人援助の中で最も大きな関心を抱かれているのは、“介護支援”特に高齢者のそれでありましょう。身近な問題でありながら、その現れ方が多種多様で、その支援には公式(マニュアル)がありません。結局、その支援の手法は多くの現場実践の中から経験則として編み上げられてきております。その中で「最も大切なことは、介護の場における立場・役割を超えて、その関わりを“一期一会”の貴重な機会ととらえることである」と本講座の 創始者 武田直美はとらえております。その出会いの語りかけに、自分自身の理解能力の感度を高めて耳を傾けることの大切さをうったえております。
 援助の技術的な能力(どうするか)を超えて、目の前の人・事実の受けとめ方(どうあるか)に本質があると理解できます。
 最近、こんな経験をしました。
 100歳を超えた認知症の母が脳梗塞半身不随となり入院し、家族による介護がそれまで以上に重要となりました。以前から、その母の身の回りの世話をしていた二人の姉妹(母の実娘)が、“排泄介助”の方法のことで意見が合わなくなりました。ふたりの軋轢は、他の取りなしにもかかわらず数十日にもおよび、お互いに顔を合わせるのも避けたい状態になってしまいました。二人のつらさは、母親への介護の大変さよりはるかにまさっておりました。姉の方の訴えで、ことの詳細を知った私はどうしたものかと戸惑いながら、妹の方にも会ってゆっくり話をききました。数日後、姉の方に再度会ったとき、「兄さん、○○さん(妹)にどんな魔法をかけたの? ○○さんがすっかり柔らかくなってびっくりしちゃいました。」と安堵の表情。妹の方にも再度会いました。先日の訴えは一言も出てこず、気持ちの整理ができている様子で、以前の明るさを取り戻しておりました。
 妹の方に、否姉の方にも、かけた魔法は-それがそう呼べるほどのものではないのですが-「母への介護の日々の苦と労とに耳を傾け、支持し、称賛し、感謝する。」(“よく聴き、よく訊く”)ことだけでした。
 さて、本講座を担当するにあたって、1.平易で取り組みやすく介護現場で役に立つもの、2.対人援助の実践力の修得に効果があるもの、3.理想や理論に傾きすぎずに無理のない自然なものを目指してゆきたいと願っております。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

花牟禮 和子 (はなむれ かずこ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

介護というサービス業のプロを目指しませんか

 先日、テレビで介護の現場に関する番組を放映していました。介護の仕事に憧れて就職したものの、現実の介護の世界にはついていけず辞めてしまう人も少なくないようです。その大きな理由に挙げられていたのは、介護が3K「きつい(重労働)」「汚い(排泄物を扱う)」「休日がない(休日も出勤)」にもうひとつのK「給料が安い」を加えた4Kの仕事だと言われているからなのだとか。
 それほど厳しい環境におかれている介護の現場なのですが、その一方で介護ほど人の笑顔に近い職場はないのではないでしょうか。介護とは個性豊かな利用者の皆様やそのご家族の皆様お一人お一人に対して臨機応変に対応しサービスを提供させていただくという素晴らしいお仕事です。利用者の皆様やそのご家族の皆様から直接「ありがとう」という言葉をいただけるのも介護というお仕事に従事してらっしゃる方々の特権とも言えるのではないでしょうか。その素晴らしいお仕事を続けらっしゃる方々だからこそ、介護の現場でのコミュニケーションの重要性はよくわかってらっしゃると思います。
 この「武田流心くばり介護道/介護傾聴師」では介護の現場に即したカウンセリングやコーチングの理論と手法を学び、これを実践することで、利用者の皆様やそのご家族の皆様とのコミュニケーションを円滑化し、介護に携わるすべての方々のストレスを軽減することを目的としています。
 今まで培ってこられた身体介護の手法に加え、この講座で心の介護の手法に磨きをかけ、介護というサービス業のプロを目指しませんか。

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格

山本 幸 (やまもと みゆき)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

「家族の想い」

 8年前、母が認知症だと診断されました。
 私たち家族は動揺し、これから先どのように対応していいのか、どんな風に受け入れればいいのか、途方に暮れました。そんな私たちをみて、母がぽつりと「私だって辛いのよ」そうつぶやきました。大好きな母が一番辛いのだという現実を突きつけられた瞬間です。残された母の人生を、家族として何から始めればよいのか、試行錯誤。病院・介護施設の選定・・・まずはいくつかの施設を見学する事から始めた。その中で介護に携わる多くの人達や介護を抱えた家族に出会い、分かち合い、抱える悩みを共有する事が出来ました。
 母に最も寄り添った施設と出会い、入所して早いもので6年が経ちます。
 この6年、母に関わってくださった方々と共に私たち家族はどれほど泣き、苦悩し、笑ってきた事でしょう。今、母に関わってくださっている多くの方々に伝えたい言葉は、『ありがとう』その一言だけです。
 超高齢化時代を迎え、健やかに老いるという課題を私たちは与えられています。
 笑って乗り越えたい!しかしながら、現場は綺麗ごとでは済まず厳しく重労働なのも事実です。そして、介護を抱える家族にとっても現実を直視するのは厳しいものです。今、何が出来るか・穏やかに過ごせるか?その事を一緒に考えてみませんか?
 『Hospitality』『暖かいおもてなし』その事を介護スタッフの方達と共有したい。
介護を抱える家族とは、『Hospitality』『思いやり』を共有していきたい。
 「武田塾介護サービス」の真意は、介護に携わる多くの方々のストレスを軽減出来ればと考えております。その上で、笑顔で介護に従事し、笑って家族も携わる事ができればこの上ない素晴らしいことと思います。
 まずは、このカリキュラムを体験なさってはいかがでしょうか?
 笑って従事できる介護の現場作りを体感出来ることを確信しています。

ご質問・お申込みなどはこちらをクリック。メールでのお問合せは24時間受付中!

お電話受付時間9:00~17:00

【土・日・祝日を除く】

TEL 03-3413‐1974