第二新卒で転職活動をしたいと思っている方でどの転職サイトを使おうか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、第二新卒におすすめの転職サイトは、20代専門の第二新卒特化型転職サイト(エージェント型)です。
なぜなら、第二新卒を好んで採用したいという企業が求人依頼をしており、内定を得るまでのスピードが圧倒的に高いためです。
総合型の転職サイトは内定までに平均3ヵ月かかりますが、特化型は平均3週間で内定が出ることが多いです。
また、扱っている求人内容のメインが20代専門のためどのようにすれば企業から内定を得られるかというノウハウを持っています。
筆者はこれまで約10年間、採用担当者を経験し、第二新卒の採用を経験してきました。
この記事を読めば、第二新卒が活用するべき転職サイトを選ぶことができ、効率的な転職活動を実現することができます。
第二新卒で転職サイト選びに悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。
第二新卒におすすめの転職サイト9選
第二新卒は入社3年未満の方を指し、転職においては即戦力と評価されるような職歴・スキルが無い方が一般的です。
さらに、第二新卒の転職活動では新卒以上に苦労することになります。
なぜなら新卒採用を行っている企業は安定した業績があり、それに応じて企業規模も一定規模の企業が中心であるからです。
一方で、転職となると零細企業の求人に当たる可能性も出てきます。
また、リクルートエージェントといった一般的な転職サイトを利用すると経験者と比較され、第二新卒は不利になりがちです。
そこで第二新卒の転職サイト選びにあたってはブラック企業を排除し、経験者の応募が少なく未経験OKの職種が多い第二新卒に強い転職サイトを選ぶことがおすすめです。
第二新卒に強い転職サイトの特徴は下記のとおりです。
- 業界と職種未経験者向けの求人が多い
- キャリアカウンセリングが丁寧(エージェント型の場合)
- 担当者が若手で丁寧(エージェント型の場合)
- ブラック企業を排除している
第二新卒向けの転職サイトは、求人を選別する手間を減らし、未経験からでも大胆な職種と業種変更が可能という特徴があります。
これらの特徴を兼ね備えた第二新卒向けの転職サイトは複数ありますが、筆者のおすすめは以下のサイトです。
- ジェイック(エージェント型)
- ハタラクティブ(エージェント型)
- いい就職ドットコム(エージェント型)
- マイナビジョブ20’s(エージェント型)
- Re就活エージェント(エージェント型)
- マイナビ転職(求人掲載型)
- リクナビNEXT(求人掲載型)
- DYM就職(エージェント型)
- Re就活(求人掲載型)
それぞれについて解説します。
ジェイック就職カレッジ(エージェント型)
ジェイック就職カレッジは集合研修のあるエージェント型の転職サイトです。
第二新卒や既卒、フリーターなどを就職支援のメインとしており、1週間の集合研修に参加することで面接が免除され30社の企業との面接会に参加できます。
書類選考がなく1日で複数社の面接を受けることができるため、短期で内定が得られやすく内定率は80%以上と高い傾向です。
特筆すべきは入社後の定着率も開示している点です。
90%以上が定着しており、短期離職してしまうようなブラック企業は徹底排除されていることが伺いしれます。
ジェイック就職カレッジは早く内定を決めたい方や長く定着して働きたいという第二新卒の方におすすめと言えます。
ハタラクティブ(エージェント型)
ハタラクティブは20代前半の未経験者に強いレバレジーズ社が運営するエージェント型の転職サイトです。
ハタラクティブの特徴は転職者の強みや関心が何かを診断し、適職と思われる求人を提案する点です。
自分に合う仕事が何か悩んでいる方におすすめと言えます。
企業ごとに面接対策をするため内定率も高く80%以上となっています。
未経験OKの求人も充実しており、ITエンジニアやデザイナーなどのクリエイティブ系の職種も保有しています。
自分の適職が何か悩んでいる方は相談することが道が開けるでしょう。
いい就職ドットコム(エージェント型)
いい就職ドットコムは、筆者が採用担当として重用した第二新卒や既卒者向けの転職エージェントです。
他の転職エージェントがサラリと流してしまうような性格的な特徴を上手く職種・業種につなげて求人を提案しており、入社前に1週間ほど有給で体験入社できるため満足度の高い転職サービスです。
筆者が交流した他の企業においても採用担当者から広く認知・利用されておいました。
対応エリアも北海道から沖縄まで全国対応しています。
個性や趣味で面談オファーが届くサービスもあり書類選考なしで面談にのぞめます。
マイナビジョブ20’s(エージェント型)
マイナビジョブ20’sは社会人経験3年以内の20代に強い転職エージェント型サービスです。
個別転職相談会も開催しており、自分に合った仕事探しのコツや未経験からエンジニアに挑戦したい方など様々な悩みにもアドバイスが受けられます。
利用実績は27万人と多く、転職後の定着率も90%以上を超えており安心して利用できる点が魅力的です。
年間数千万人が受験する適性検査を受けることができ自分の強み・弱みを知ることも可能です。
利用は完全無料で、書類の添削や面接対策にも応じてもらえます。
転職に自信の無い方はマイナビジョブ20’sでサポートを受けてみましょう。
Re就活エージェント(エージェント型)
Re就活エージェントは、元祖20代特化のエージェント型転職サイトです。
20代に特化しており、第二新卒や既卒の転職支援を扱っており、特に第二新卒の転職支援に強みを持っています。
Re就活エージェントはキャリアカウンセリングが良く出来ており、自分では気づいていない市場価値を発見するようなヒアリングを行います。
また、東京・名古屋・大阪の各立地の良いところに相談所を構えているため、都市圏で転職活動を考えている20代におすすめです。
Re就活エージェントは20代で転職を考えている方におすすめです。
マイナビ転職(求人掲載型)
マイナビ転職は、求人掲載型の転職サイトです。
エージェント型とは異なり、自分で求人を検索して応募することになります。
マイナビ転職の強みとして、若手の登録者が多く第二新卒が活用しやすいという強みがあります。
実際35歳以下の登録者が半数を占めています。
そのため第二新卒などの若手採用ではマイナビ転職を使う機会が多かったためです。
第二新卒で転職を考えている方はぜひ、マイナビ転職を活用してください。
リクナビNEXT(求人掲載型)
リクナビNEXTはリクルートグループが運営する国内最大手の求人掲載型の転職サイトです。
求人掲載型のため担当者は付かず自分で求人を検索して応募する必要性があります。
第二新卒歓迎の求人で絞り込むと1万件以上と豊富な求人がヒットします。
業界大手のサービスであるため地方の方で求人が見つからないと感じている方は、一度チェックをしてみましょう。
DYM就職(エージェント型)
DYM就職は、第二新卒や既卒の就職支援に特化しており、20代全般におすすめのエージェント型転職サイトです。
入社後にフォローを行うことや、人材を大切にする企業を紹介しており、離職率が低い企業を紹介しているという点があります。
ただ単に転職できれば良いというスタンスではなく、転職して良かったと思える求人を紹介しています。
DYM就職を活用し、優良企業への就職を目指しましょう。
Re就活(求人掲載型)
Re就活は20代のみを対象にした求人掲載型の転職サイトで1万件以上の求人を保有しています。
もちろん、20代が中心の第二新卒の方もRe就活の対象です。
Re就活は求人掲載型の転職サイトではあるものの、頻繁に企業説明会などのイベントを開催しています。
求人情報のみで応募するかどうかを判断しなければならない、というリスクが大幅にイベントによって解消されている点も良いポイントです。
求人情報だけではなく企業の採用担当者と直接会話をしてみたい、という第二新卒にRe就活はおすすめです。
スキルがある方は特化型の転職サイトの利用がおすすめ
「第二新卒で経歴は短いけれど、スキルがあると自負している」という方には、特化型の転職エージェントがおすすめです。
転職市場においてはITエンジニアや薬剤師など人材が不足しているケースもあり、特化型の転職エージェントがあるためです。
特化型の転職エージェントには大手から有名企業まで多くの求人が集まっており、手厚いサポートを受けることができます。
ここでは、スキルがある方におすすめの転職サイトを紹介していきます。
ITエンジニアならマイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTはWebエンジニアやSEなどのITエンジニアに特化した転職エージェントです。
もともとITエンジニアは人材が不足していましたが、昨今のDX化の流れを受けさらに人材不足となっています。
そのため、業務経験やスキルが少ない第二新卒であったとしても、高待遇で転職可能な職種となっています。
マイナビIT AGENTはマイナビの知名度から大手や有名企業が利用しており、高待遇求人も豊富です。
キャリアアップを目指したい方、高待遇を目指したい方はマイナビIT AGENTの利用を検討してみましょう。
営業ならhape Agent
営業職の求人紹介に特化したhape Agentは20代におすすめの転職エージェントです。
なぜなら、営業職について熟知した担当者がいるだけではなく、キャリアカウンセリングを2回、合計2時間行う仕組みとなっているためです。
一般的な転職エージェントは一度のキャリアカウンセリングで流れ作業的に求人紹介に入るのですが、hape Agentは2回かけて入念にキャリアカウンセリングを行います。
また、hape Agentは高収入求人を多く抱えるJACリクルートメントと同じく企業の担当者と求職者の担当者が同じ一気通貫型の転職支援体制を整えています。
情報伝達のミスやタイムラグがないため、ストレスフリーで転職活動ができます。
営業職での転職を考えている20代の方はぜひ、hape Agentを活用してください。
薬剤師ならマイナビ薬剤師
薬剤師の資格をお持ちの方は、マイナビ薬剤師がおすすめです。
なぜなら、マイナビ薬剤師は薬剤師資格保有者に特化した転職サイトとなっているだけではなく、民間企業求人なども存在するためです。
薬剤師資格を持っていることが前提にはなりますが、民間企業で研究職等に就職し、大幅な年収アップを狙うことが可能です。
また、担当者がついての転職活動となるため、どのようにすれば内定を取れるのかのアドバイスや書類添削などもサポートしてもらうことができます。
薬剤師資格をお持ちの20代の方はぜひ、マイナビ薬剤師を活用してみましょう。
第二新卒は転職サイトとエージェント型と求人掲載型の2種類がある
転職サイトには、エージェント型と求人掲載型の2種類があります。
エージェント型は担当者が付き、第二新卒における採用の状況や内定率、今後伸びるであろう業界など情報を教えてもらうことができます。
一方で求人掲載型の転職サイトは、求人を自分で検索し応募する形となります。
求人掲載型でも大手の求人はありますが、マニュアル化された誰でもできる仕事が中心であるため、将来、スキルや経験を積み付加価値の高い仕事を考えている方は転職エージェントの求人に応募することがおすすめです。
他にも下記のような違いがあります。
- 求人掲載型とエージェント型はどちらも完全無料で利用できる
- エージェント型は担当者が付くため求人の提案や選考対策を受けられる
- 求人掲載型は大手でマニュアル化された仕事が多い
- 求人掲載型は募集期間が短く選考も早め
- 転職エージェントの非公開求人は質が高い
それぞれについて解説します。
求人掲載型とエージェント型はどちらも完全無料で利用できる
求人掲載型とエージェント型はどちらも完全無料で利用できます。
なぜなら、求人掲載型も、エージェント型も、お金は企業が支払うためです。
求人掲載型は掲載料金という形で求人広告費用を掲載した後に企業が求人検索型の転職サイトにお金を払います。
エージェント型は応募者が内定を獲得した場合、内定時から想定される年収の約3割をエージェントに対して企業が支払います。
求職者はお金を払う必要性がありません。
積極的に利用することがおすすめです。
エージェント型は担当者が付くため求人の提案や選考対策を受けられる
エージェント型は担当者が付くため、求人検索型よりも求人の提案や選考対策を受けられます。
具体的には下記のサポートを受けられます。
- 企業風土や仕事内容の詳細を教えてもらえる
- 書類選考や面接対策などのサポートを受けられる
- 入社日や待遇などの調整も代理で行ってくれる
一方で求人検索型の転職サイトは求人情報のみで応募するかどうかを判断しなければならず、情報が不足する中で職場という人生に大きな影響を与える判断する必要があり非常にリスキーとも言えます。
転職に不慣れな第二新卒の方は、最初に転職エージェントに登録・相談をし、慣れてきたら求人掲載型の転職サイトで求人探しをすることでスムーズに転職活動が進むでしょう。
求人掲載型は大手でマニュアル化された仕事が多い
求人掲載型は大手企業のマニュアル化された仕事が多いという特徴があります。
工場やコールセンター、店舗スタッフなどです。
これらの仕事は労働集約型の仕事であるため人数が必要となっており、手順化が進んでいます。
20、30代は大手で働きやすいですが、将来を考えるとスキルがないため年収アップや転職がしづらい職種に落ち着くことになってしまいます。
もし手に職をつけて会社に依存することなく働きたいと考えている方は転職エージェントで求人探しすることをおすすめします。
求人掲載型は募集期間が短く選考も早め
求人掲載型の転職サイトは、募集期間が短いうえに、選考も早く終わります。
なぜなら、求人掲載期間が決まっているためです。
大手のリクナビNEXTやマイナビ転職は6週間で20万円が最安プランとなります。
掲載期間が決まっているということは、求人広告費用を無駄にしないためには期限内に内定を出す必要性があります。
必然的に仕事内容は先述したような簡素なものが中心となり、焦って内定を出すためミスマッチ離職も増えます。
一方でエージェント型は成果報酬型です。
転職エージェントに支払う金額は入社後に支払うため、採用を急ぐ必要はなく、じっくり採用できます。
もし早く転職した方は求人掲載型の転職サイトの利用を検討してみましょう。
転職エージェントの非公開求人は質が高い
転職エージェントの非公開求人は求人検索型の転職サイトよりも圧倒的に質が高いです。
なぜなら、転職エージェント経由の求人は、単純に人材採用に関する経費が求人検索型転職サイトの3倍以上になるためです。
例えば、大手のリクナビNEXTやマイナビ転職の求人掲載費用が20万円なのに対して、いい就職ドットコムを経由すれば75万円の紹介料金がかかります。
参考:ブラッシュアップジャパン(いい就職ドットコム) 採用経費の無駄遣いに我慢ならないみなさまへ
採用にコストをかけるため、企業は必死です。
その分、求人の質は高くなります。
その一方で転職エージェント型の求人は非公開求人が大多数となります。
経営上重要な部門の求人であるため他社に求人を出していることを知られたくないといった事情や有名企業で応募者が殺到するためです。
このように、重要な求人があり、高い採用経費を払ってでも良い人材を採用したいと考えて非公開求人が存在しているため、必然的に求人の質がアップします。
第二新卒向け転職サイトを利用した転職の流れ
転職に不慣れな第二新卒はエージェント型を利用してサポートを受けながら転職を進めた方がスムーズに進みます。
そこで、第二新卒向けのエージェント型の転職サイトの利用の流れを紹介していきます。
注意すべきポイントについても解説しているため、ぜひチェックしてください。
流れ1:転職を検討し、転職をする目的を決定する
最初に、転職を検討し、転職をする目的を決定してください。
なぜなら、転職目的がなければ転職は成功しないためです。
例えば給料を上げたい、憧れの業界で働きたいなど、自分はなぜ転職を検討し決定したのかを明確にしてください。
どうなれば転職成功と言えるのかを自分なりに考え、しっかりと答えを出してください。
もし、転職するかどうかまだ迷っている場合は転職エージェントに登録し、自分は本当に転職すべきかどうかを聞いてみるという方法もあります。
まずは転職する目的を決めてください。
なかなか決まらないし、迷っているという方は次に紹介する転職エージェントに登録してキャリアカウンセリングを受けるようにしましょう。
流れ2:転職エージェントにインターネットを使って登録
転職エージェントにインターネットを使って登録してください。
登録段階では氏名や年齢、学歴、職歴、連絡可能な時間帯などを入力して送信します。
スマホでも3分程度で登録可能です。
注意点としては利用するサービスは1つでなく3ほど使うという点です。
1サービスだけの場合は、担当者との相性が合わなかったり客観的な判断ができなかったりと苦労することがあります。
3つほど登録することでスムーズに進めることができるでしょう。
流れ3:1週間以内を目途に転職エージェントから電話が来る
1週間以内を目途に転職エージェントから電話が来ます。
連絡可能な時間帯を記入しておけば、その時間帯に連絡をしてくれます。
勤務中などで電話を取れない状況の場合、無理をして取る必要性はありません。
周囲にバレないように電話を取れなかった場合は折り返すようにしましょう。
また、普段携帯電話を頻繁に使わない人が休憩室などで電話をしていると目立って転職活動をしていることが分かってしまうため、自宅に帰宅後などに電話をするようにした方が無難です。
周囲に悟られないようにタイミングを見て電話をすることが大切です。
流れ4:電話でキャリアカウンセリングの日次を相談
電話でキャリアカウンセリングの日時を相談して決めてください。
もしも転職エージェントの支店まで足を運べない場合は電話で面談をしてもらうことが可能です。
無理のない日時にキャリアカウンセリングを設定してください。
また、キャリアカウンセリング当日までに必要な資料をメールで送信して欲しいなど資料が要求されることもあります。
準備しておきましょう。
流れ5:キャリアカウンセリングを受ける
キャリアカウンセリングを受けましょう。
キャリアカウンセリングを上手にするコツは当日までに資料をしっかり作りこみ、現在の自分自身の転職活動に関する状況を共有することです。
例えばまだこれから自己分析をスタートする段階にいる場合は自己分析の方法を教えてもらうなど、自分自身の置かれている段階により、するべきことが変化します。
自分自身の状況を正確に伝えて、どのような企業や求人を受けたいのかを明確にしていきましょう。
流れ6:キャリアカウンセリングの内容をベースに求人紹介をしてもらう
キャリアカウンセリングの内容をベースにして、担当者から求人紹介を受けましょう。
この段階で特に注意すべきことは、応募したい求人があれば応募すること、なければ担当者に相談することです。
気乗りしない求人が多ければ絶対に紹介求人を変えてもらうようにして下さい。
妥協しないことが大切です。
伝え方としては「求人紹介ありがとうございます。私が希望していた求人と少し要件が異なるため、もう一度要件すり合わせの後に再度提案頂けますでしょうか」と伝えましょう。
流れ7:書類添削を受け、企業ごとにマッチした形にして担当者に提出
求人紹介された企業に応募し、書類添削を受けて企業ごとに合った形に変えて提出するようにしましょう。
企業ごとに変えるのが大変だと感じるかも知れませんが、同じような内容の履歴書や職務経歴書ばかりを出していても内定は出ません。
必ず企業ごとに適切にアレンジをしましょう。
担当者によっては適切に書類をアレンジして通りやすい状態で企業に送付してくれます。
流れ8:担当者から合否連絡が来る
転職エージェントの担当者から書類選考の合否結果が来ます。
合格していれば面接日時の調整を行い、不合格なら落ちた理由を担当者に確認してください。
不合格だった場合は、改善をしないと他の企業にも通らない可能性があるため、書類を直すようにしてください。
流れ9:応募先企業と面接
応募先企業と面接をしましょう。
面接でよく聞かれる質問やその答え方を転職エージェントから共有してもらえます。
もし、何も連絡がない場合は、面接対策のサポートをしてほしいと伝えましょう。
採用担当者の経験からお伝えすると事前に質問と答えが想定できていると、内定率は格段にあがります。
必ず情報を得てから面接に向かうようにして下さい。
流れ10:面接した企業から内定が出る
面接した企業から内定が出ます。
内定が出たら、求人の詳細を再度確認し、給与交渉などを依頼するようにしましょう。
給与交渉などが上手くいった場合は、内定を承諾しましょう。
もしまだ他の企業にも応募したい場合、内定だけもらっておき、転職活動を進めましょう。
流れ11:現在の職場へ早めに連絡し、引継ぎ開始
内定を承諾したら、現在の職場へ早めに連絡して、引継ぎを開始してください。
引継ぎをせずに音信不通で辞めるのは印象が悪いため、出来る限り避けましょう。
流れ12:新しい職場へ入社する
前職を退職したら、新しい職場へ入社します。
新しい職場へ早く馴染めるように努力しましょう。
これで転職は終わりです。
流れ13:転職エージェントに現状報告などを行い、フォロー期間を終える
転職エージェントの中にはフォローサービスを行っているところもあります。
自分の担当者に現状報告を行い、フォロー期間を終えましょう。
フォロー期間を終えると完全に転職エージェントと連絡を取り合うことはなくなります。
第二新卒が転職サイトを活用して転職するコツ
第二新卒が転職サイトを利用して転職するコツとして、以下のコツがあります。
- 求人掲載型ではなくエージェント型を利用する
- 転職サイトは複数利用する
- 担当者の対応スピードや態度が悪い場合は変更依頼をする
- 職種・業種を変えなければ即戦力扱いされる可能性がある
- 経験よりも熱意を伝える
- 次は短期離職しないといえる根拠を伝える
それぞれについて解説します。
求人掲載型ではなくエージェント型を利用する
第二新卒の方は求人掲載型ではなく、エージェント型を積極的に利用することを徹底してください。
なぜなら、エージェント型はサポートが豊富な上に、求人情報以外の応募判断や入社判断に使えるデータが貰えるためです。
例えば、エージェント型は書類添削や模擬面接などをしてくれるため、書類選考の通過率も高くなります。
また、求人を紹介するだけではなく過去にどのような質問があったのか、どのような人物が採用されているのかといったデータをくれます。
求人検索型の転職サイトでは基本的に給与や勤務地といった簡素な情報しか分かりません。
転職を成功させたい、と考えている人はエージェント型の転職サイトを使ってください。
転職サイト(エージェント型)は複数利用する
第二新卒が転職活動を成功させるためには、エージェント型の転職サイトを複数活用してください。
なぜなら、転職サイトによって保有する求人情報が違い紹介内容が大きく異なります。
筆者も他の企業の採用担当者もそうですが、どこの転職サイトに求人を出すかは出す直前まで決めていないことが多いです。
どこに優良企業の求人があるか分かりません。
また、エージェント型の転職サイトでは、複数掛け持ちしていないと自分にとってどの選択肢がベストなのかが分かりにくくなります。
例えば、ジェイックでは営業職の求人を中心に紹介され、自己分析の結果も営業向きだと言われたにも関わらず、ハタラクティブに行くとクリエイティブ系に向いていると言われることもあります。
このように転職サイトごとにアドバイスが異なることも良く起こるため、複数社を掛け持ちして自分に最も良いアドバイスをしてくれている転職サイトを選ぶ必要性があります。
最初から1社だけに依頼していると、転職に失敗する確率が高いです。
担当者の対応スピードや態度が悪い場合は変更依頼をする
転職エージェントの担当者の態度や返信スピードが悪い場合は担当者変更を依頼しましょう。
担当者との相性が悪い場合や、不誠実な人が担当者になると転職活動が失敗する確率が高くなるためです。
担当者の印象が悪いということは、あなたとその人は合わない可能性が高いです。
また、担当者が誠実でなければ、求人紹介された人の印象も下がります。
合わないと感じる担当者は変えましょう。
職種・業種を変えなければ即戦力扱いされる可能性がある
第二新卒といえど、職種・業種を変えなければ即戦力扱いされる可能性も高く、転職もスムーズに決まる傾向にあります。
短いとはいえ、正社員として行った仕事経験は無駄にはなりません。
例えばITエンジニアや経理など、知識と経験が必要な職種であればそのままの職種で転職活動すれば即戦力扱いで内定が出る確率が高くなります。
また、職種を変えても業種が同じであれば業界に慣れているとして採用されやすくなります。
職種や業種を変えるかどうかについては、慎重に考えましょう。
経験よりも熱意を伝える
第二新卒の転職で成功するコツは、経験よりも熱意を伝えることです。
なぜなら、未経験の仕事に挑戦する場合、経験よりも「どうしてもこの仕事をやってみたい」という熱意のある人が採用されるためです。
熱意を伝えるためには自分自身のこれまでの仕事経験に加えて、なぜその仕事をしたいのか、いつ知ったのかなど詳細を伝えるようにすることが大切です。
例えば、以下のようなストーリーがあることで採用担当者の印象は大きく変わります。
学生時代から経理の仕事を志望しており、簿記2級を取得した。
しかし、新卒で入社した企業では営業職になってしまった。
営業職の仕事をしながらも、支店でのデータ入力などの経理の知識が活かせる仕事をしてきた。
今回、同業種で業種経験を活かせる御社の求人があり、絶対に採用されたいと思った。
という風に伝えてみてください。
熱意を伝えるためには分かりやすく、採用担当者が共感できるエピソードが重要です。
次は短期離職しないといえる根拠を伝える
第二新卒の方が転職に成功するコツとして、次短期離職をしないと根拠をもって伝えることが大切です。
なぜなら、第二新卒は一度3年以内という短期間で離職をする人材であり、また短期離職をされないかどうかが採用担当者は気になっているためです。
逆に言えば、短期離職しないと採用担当者に伝われば内定が出るということです。
なぜ前職を辞めようと考えたのか、何が引き金となり転職をしたいと考えるようになったのかを起点として語ってください。
具体的には、以下のように話してください。
新卒入社した企業で営業職の仕事をするうちに面白さを感じました。
しかし企業規模が小さく商品の単価も低いため、もっと大きな企業で仕事が出来ればもっと面白いと感じるようになりました。
その結果、大手である御社に応募しました。
規模の大きな御社で定年まで仕事をしたいと考えています。
上記のように、辞めたいと思った理由があり、転職でそれを解消できるため辞めないという伝え方です。
このように根拠を示しながら再度早期離職はしないと伝えるようにしましょう。
まとめ
今回は、第二新卒におすすめの転職サイトについて解説しました。
第二新卒におすすめに転職サイトは以下の通りです。
- 就職Shop(エージェント型)
- ジェイック(エージェント型)
- ハタラクティブ(エージェント型)
- いい就職ドットコム(エージェント型)
- マイナビジョブ20’s(エージェント型)
- Re就活エージェント(エージェント型)
- マイナビ転職(求人掲載型)
- リクナビNEXT(求人掲載型)
- DYM就職(エージェント型)
- Re就活(求人掲載型)
求人掲載型とエージェント型には、以下の違いがあります。
- 求人掲載型とエージェント型はどちらも完全無料で利用できる
- エージェント型は担当者が付くため求人の提案や選考対策を受けられる
- 求人掲載型は大手でマニュアル化された仕事が多い
- 求人掲載型は募集期間が短く選考も早め
- 転職エージェントの非公開求人は質が高い
自分の性格に合った転職エージェントを選び、就職成功に活かしましょう。