司法書士通信講座のおすすめランキング【2025年】12社の予備校を比較

司法書士通信講座おすすめランキング

司法書士とは、登記や供託に関する業務を行う権限を有する国家資格のことです。

司法書士の資格を取得するためには、司法書士試験に合格する必要があります。

試験に向けて学習する方法の1つとして、司法書士通信講座が挙げられます。

現在は、多くの業者が司法書士通信講座のサービスを提供しているため、どの通信講座を選んだらよいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、おすすめの司法書士通信講座を12社の予備校のサービスから紹介します。

通信講座を選ぶ際に重視したい点として、サポート体制や学習時間の管理支援が重要である点についても解説します。

この記事でわかること
  • 通信講座を選ぶ際はサポート体制の充実ぶりを重視するとよい
  • フルカラーのテキストなど容易に理解できる教材を扱っている点も重要
  • 勉強時間の管理を支援してくれるサービスも便利
  • 独学よりも通信講座を利用したほうが合格の確率を高められる

これから司法書士の資格を取得しようと考えている人は、今回の記事を参考にしてご自身と相性のよい通信講座を見つけてみてください。

目次

司法書士通信講座おすすめランキング2025!人気の予備校12選を比較

人気の予備校を比較。おすすめ司法書士通信講座

司法書士試験の勉強方法に、通信講座を選択する人も多いでしょう。

数ある講座の中で、自分に合った内容のものを選ぶ必要があります。

予算も人それぞれであるため、受講料も重要な要素です。

今回は、司法書士通信講座のうち、人気の予備校が提供するおすすめサービスを12種類紹介します。

名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
スタディング69,300円
ベーシック
非公開受講前の体験版無料セミナーや無料動画講座 
アガルート148,000円
入門総合講義
15.4%講師や有資格者に無料で相談できるオンライン質問サービス
フォーサイト107,800円
バリューセット 送料別
15.4%eラーニングから24時間いつでも質問が可能 
生涯学習のユーキャン169,000円
司法書士合格指導講座
非公開初学者が約86%を占める
2022年9月~2023年8月の受講生に対するアンケートより
伊藤塾529,000円
スリーステップコース
419名
2023年実績
電話またはZoomによるカウンセリング
クレアール320,000円
2025年合格目標合格ルート超短期全力投球コースWeb通信
非公開受講期限の1年先まで受講できる「安心保証プラン」 
小泉嘉孝の司法書士予備校月額制 3,630円
10ヶ月以上の利用が必要
非公開受講生同士で質問と回答ができるWebの質問広場 
LEC東京リーガルマインド467,800円
新15ヵ月合格コース
53.8%
令和3年度試験実績
受講前後で充実したサポートが受けられる
資格の学校TAC473,000円
20ヵ月総合本科生
*別途入会金10,000円が必要
非公開受講生専用のWebフォローシステムのi-support
東京法経学院346,500円
簗瀬 徳宏の司法書士 新・最短合格講座 総合コース 映像ダウンロードタイプ
非公開
通学講座の合格実績は公開情報あり
講座の動画をダウンロードして視聴可能
東京司法書士学院330,000円
1年通信講座
非公開個別指導のゼミ方式
辰巳法律研究所510,900円
司法書士合格講座
パーフェクトユニット 全科目一括
Web+DVD
非公開短期合格を達成した講師が多数在籍
*2024年10月時点の情報です

難易度の高い司法書士試験の合格を勝ち取るためには、自分と相性のよい通信講座が欠かせません。

今回紹介するおすすめの講座を中心にして、ぜひ効果的な学習ができるサービスを選んでみてください。

スタディングは短期合格を目指したオンライン特化の学習システムがある

スタディング
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
スタディング69,300円
ベーシック
非公開受講前の体験版無料セミナーや無料動画講座 
*2024年10月時点の情報です
引用:スタディング公式HP

スタディングの通信講座は、短期合格を目標としたオンラインに特化している学習システムがある点が特徴です。

すべての講義をスマートフォンで視聴できるなど、オンライン対応に重点を置いています。

インターネット環境があればいつでも講義を視聴できるため、まとまった時間の確保が難しい社会人にも活用できる講座です。

試験の合格を最優先に考えており、学習内容を厳選したテキストや最低限の講義時間で合格点を獲得できるカリキュラムを用意しています。

通信講座の中では格安の価格設定がされているのも、スタディングの特徴です。

スタディングは、オンラインでの学習を優先したい人や、短時間で合格できる知識を獲得したいと考える人などに適した講座といえるでしょう。

アガルートは合格率15.4%で短期合格を目指せる

アガルート
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
アガルート162,800円
入門総合講義
15.4%講師や有資格者に無料で相談できるメールでの質問サービス
*2024年10月時点の情報です
引用:アガルート公式HP

アガルートの司法書士通信講座で受験した人の合格率は15.4%であり、高い実績を残しています。*2023年度実績

アガルートの通信講座が用意しているテキストと講義は、合格に必要な内容に凝縮されており、最短での合格を獲得できるように構成されています。

冊子タイプのテキストはフルカラーで見やすく、高い理解度が期待できる教材です。

分からない点や疑問点などがある場合には、講師にメールで相談できるサポートサービスが利用できます。

直接質問ができるため、スピーディーかつピンポイントの対応が受けられます。

合格者には受講料の返金やお祝い金の制度なども用意されており、受講費用の軽減が可能です。

理解が進む教材や、最短での合格を希望する人にとっては、アガルートの講座は相性がよいといえるでしょう。

フォーサイトはフルカラーのテキストで視覚的に理解できる

フォーサイト
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
フォーサイト107,800円
バリューセット 送料別
15.4%eラーニングから24時間いつでも質問が可能 
*2024年10月時点の情報です
引用:フォーサイト公式HP

フォーサイトの通信講座で提供されているテキストはフルカラーで構成されており、視覚からも容易に理解ができる教材です。

平易な内容で理解度を深められるコンパクトな講義も特徴で、短時間の学習で高い成果を上げられます。

フォーサイトの通信講座では、eラーニングシステムであるManaBunが導入されています。

講義をオンラインで視聴できるのはもちろん、学習プランの自動生成など、効果的な学習を支援してくれる優れたシステムです。

講義をダウンロードできるため、講義を事前に準備しておけば、オンラインの環境がなくても視聴できます。

理解度が高いフルカラーのテキストを活用し、コンパクトで短時間の学習で合格を目指したい人は、フォーサイトの通信講座が相性がよいといえるでしょう。

生涯学習のユーキャンは添削指導が充実しているので合格に近づける

生涯学習のユーキャン
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
生涯学習のユーキャン169,000円
司法書士合格指導講座
非公開初学者が約86%を占める2022年9月~2023年8月の受講生に対するアンケートより
*2024年10月時点の情報です
引用:生涯学習のユーキャン公式HP

生涯学習のユーキャンが提供する司法書士通信講座は、添削指導が充実している点が特徴です。

総合模試の後など全11回の添削指導が受けられるため、自分の苦手や理解不足の点を把握できます。

生涯学習のユーキャンは、幅広いジャンルの通信講座を提供する大手業者です。

大手通信講座専門業者ならではのノウハウを持って構成されたテキストは信頼度が高く、利用者からも評価されています。

司法書士試験の初学者が、講座利用者の約86%を占めている点も特徴です。

初めて司法書士の学習をする人にも容易に理解可能な教材で、初学者向けの学習コンテンツといえます。

大手業者の信頼感や、きめ細かい添削指導による効果的な学習を希望する場合には、生涯学習のユーキャンの講座は相性がよいといえるでしょう。

伊藤塾は経験豊富な講師による指導で確実に合格を目指せる

伊藤塾
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
伊藤塾529,000円
スリーステップコース
419名
2023年実績
電話またはZoomによるカウンセリング
*2024年10月時点の情報です
引用:伊藤塾公式HP

伊藤塾の司法書士通信講座を担当する講師は、すべて試験合格者で十分な経験を持っています。

合格するために必要な知識を容易に理解できる指導で提供してくれる点で、受講者から高く評価されている講座です。

2023年の司法書士試験合格者695名のうち、伊藤塾の有料講座利用者が419名と、実に60%以上を占めています。

毎年最新の法令改正や本試験の出題傾向を踏まえてテキストを改訂しており、冊子に加えてPDFによるデータでの提供も行っています。

受講生専用のマイページでは、学習中の不明点の質問ができて、原則3日以内に回答の受信が可能です。

経験豊富な講師の質の高い指導と充実したサポートを受けながら学習をしたい人は、伊藤塾の講座との相性がよいといえるでしょう。

クレアールの初学者向け講座は司法書士と他資格のW合格に最適

クレアール
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
クレアール320,000円
2025年合格目標合格ルート超短期全力投球コースWeb通信
非公開受講期限の1年先まで受講できる「安心保証プラン」 
*2024年10月時点の情報です
引用:クレアール公式HP

クレアールの初学者向け講座の中には、司法書士と他の法律系資格の同時取得を目指すコースがあります

司法書士試験は、幅広い範囲の知識を求められるため、他の法律系資格と重複している部分も多いです。

たとえば、司法書士試験の前に行政書士や宅建取引士の資格試験を受験し、最終的に司法書士試験を目指すと効率的な学習が行えます。

クレアールの講座は、回数無制限で質問できる手厚いサポートが用意されている点も特徴の1つです。

メールなどによる質問は回数制限がないため、不明点がある場合は遠慮なく質問できます。

提出した答案はすべて採点と添削をされた後に返却されるのも、理解不足の部分を把握する際に役立ちます。

他の資格取得を同時に目指したい人や、手厚いサポートを受けながら学習したい人は、クレアールの講座が向いているといえるでしょう。

小泉嘉孝の司法書士予備校は月額3,630円で全講座が受講可能

小泉嘉孝の司法書士予備校
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
小泉嘉孝の司法書士予備校月額制 3,630円
10ヶ月以上の利用が必要
非公開受講生同士で質問と回答ができるWEBの質問広場 
*2024年10月時点の情報です
引用:小泉嘉孝の司法書士予備校公式HP

小泉嘉孝の司法書士予備校の通信講座の特徴は、月額制が採用されている点です。

月額税込3,630円で全ての講座が無制限で利用できるため、まとまった受講費用の支払いが難しい人も利用できます。

月額制を利用する際は10ヶ月間以上の継続が必要となり、短期間で学習を中断した場合には正規の受講料を負担する点は理解しておく必要があります。

テキストは、原則的に紙面ではなくPDFによるデータ形式です。

講座申し込みで利用できるWebの質問広場は、受講生が共同で閲覧や書き込みができる掲示板形式のサービスで、疑問解消や意見交換ができます。

高額の受講費用を一括で支払うのが難しい人にとっては、小泉嘉孝の司法書士予備校の通信講座の月額制を選択するとよいでしょう。

LEC東京リーガルマインドは自分に合った講師を選べる

LEC
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
LEC東京リーガルマインド467,800円
新15ヵ月合格コース
53.8%
令和3年度試験実績
受講前後で充実したサポートが受けられる
*2024年10月時点の情報です
引用:LEC東京リーガルマインド公式HP

LEC東京リーガルマインドの司法書士通信講座では、多くの講師陣から自分で講義を受ける講師を選択できます

効果的に学習を進めるためには、自分と相性のよい講師の講義を選択できるほうがよいです。

LEC東京リーガルマインドの講師陣は個性的な人が集まっているため、好みに合う講師を見つけられるでしょう。

講義は通学講座で実施された授業をそのまま映像化して配信しており、通学講座と同等のボリュームと内容の授業が受けられます。

さらに、講座受講中のみでなく受講開始前と講座終了後でもそれぞれのサポートが受けられる点も特徴です。

受講開始前は無料体験や相談会に参加でき、講座終了後は人材紹介サービスや独立して開業に役立つセミナーの提供を行います。

自分に合った講師を選択したい人や、講座受講前後で幅広いサポートを受けたい人は、LEC東京リーガルマインドの司法書士通信講座と相性がよいといえるでしょう。

資格の学校TACは実力診断模試があり合格力を可視化できる

TAC
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
資格の学校TAC473,000円
20ヵ月総合本科生
*別途入会金10,000円が必要
非公開受講生専用のWebフォローシステムのi-support
*2024年10月時点の情報です
引用:資格の学校TAC公式HP

資格の学校TACの司法書士通信講座では、実力の診断に有効な模試を複数回実施します。

模試は、過去問をベースにした予想問題が出題されるため、模試を受ける時点における合格力の可視化が可能です。

資格の学校TACでは、以下の3種類の模試を定期的に実施しています。

  • 全国実力Check模試
  • 合格力完成答練
  • 全国公開模試

模試の実施と並行して、基礎力および応用力を向上させるためのカリキュラムが用意されています。

インプットとアウトプットがバランスよく編成されており、合格に向けた効果的な学習ができます。

さらに、Webサポートサービスのi-supportが利用でき、不明点や疑問に関する質問メールが可能です。

実践的な内容の模試をタイミングよく受けて、自分の力を確認しながら学習したい人は、資格の学校TACの講座をチェックするとよいでしょう。

東京法経学院は合格率が25.49%の高水準なので信頼できる

東京法経学院
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
東京法経学院346,500円
簗瀬 徳宏の司法書士 新・最短合格講座
総合コース 映像ダウンロードタイプ
非公開
通学講座の合格実績は公開情報あり
講座の動画をダウンロードして視聴可能
*2024年10月時点の情報です
引用:東京法経学院公式HP

東京法経学院では、通学講座利用者の合格率が25.4%という高い実績を残しています。*同学院名古屋校の通学講座受講者の実績

通信講座でも、通学講座で実施されている講義をそのまま動画で視聴できるため、高い学習効果が期待できます。

すべての講義動画はダウンロードして保存が可能で、時間がある時にいつでも視聴が可能です。

テキストは業者が編集したオリジナルの内容で、合格に必要な知識が凝縮された構成になっています。

目標とした年度の試験で合格した場合は、受講料を全額返金してもらえる魅力的な特典も用意されています。

高い合格率を誇る予備校が提供する学習コンテンツを利用したいと考える人は、東京法経学院の通信講座を確認してみてください。

東京司法書士学院はゼミ中心の少人数指導で個人向けのカリキュラムがある

東京司法書士学院
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
東京司法書士学院330,000円
1年通信講座
非公開個別指導のゼミ方式
*2024年10月時点の情報です
引用:東京司法書士学院公式HP

東京司法書士学院の司法書士講座は、通信講座としては珍しくゼミ中心の少人数指導を展開しています。

受講生1人1人に適したカリキュラムが用意されるため、自分のペースで学習したい人に適しています。

受講者ごとのきめ細かいサービスには定評があり、個別指導ならではのサービスが期待できるでしょう。

学習のモチベーションを維持する目的で、講義が収録されたDVD1枚を視聴するたびに、内容に対応したゼミ問題が送付されます。

解答を送付した後、添削およびコメントが記載され、返送される仕組みです。

ゼミ問題は原則的に文章問題で構成されており、単に正答のみの確認ではなく思考の経緯を理解するのに役に立ちます。

個別指導タイプの通信講座に興味がある場合は、東京司法書士学院の司法書士講座をチェックしてみてください。

辰巳法律研究所は直前期答練や総合模試を利用して効率よく勉強できる

辰巳法律研究所
名称受講料金例(税込)合格率/合格実績サポート例
辰巳法律研究所510,900円
司法書士合格講座パーフェクトユニット 全科目一括 Web+DVD
非公開短期合格を達成した講師が多数在籍
*2024年10月時点の情報です
引用:辰巳法律研究所公式HP

辰巳法律研究所の司法書士通信講座は、直前期答練や総合模試を効率よく利用した学習ができます

総合模試では本試験をシミュレーションした内容となっており、受験時間や問題の水準まで本番と同等です。

辰巳法律研究所には、司法書士試験に短期間で合格した実績を持つ講師が多数在籍しています。

各講師はブログや自身のWebサイトを通じて、試験に関する情報や法改正の内容などを積極的に配信しています。

司法書士試験で出題される内容は法改正に伴い変化していくため、最新の情報をつかむのは合格に向けた重要な要素といえるでしょう。

答練や模試を効率よく活用して、短期間で合格するノウハウを得たいと考える人は、辰巳法律事務所の通信講座は相性がよいと考えられます。

司法書士通信講座は安いと受からない?合格率を上げるサポート体制が重要

サポート体制が重要。講座は安いと受からない?

司法書士試験は、難易度の高い国家資格として有名です。

通信講座を選ぶ際も、安価なサービスでは難解な試験に合格できないと考える人もいるかもしれません。

しかし、通信講座は高ければ合格できるというものではなく、合格率を高めるためのサポート体制の充実が大切です。

通信講座を選ぶ際には、値段以外にも比較したい点がたくさんあります。

司法書士試験に合格するための通信講座を選ぶ際に、押さえておきたい内容を以下に4項目紹介します。

  • 費用を抑えても無制限のサポート体制があると合格率を高められる
  • 質問対応や個別指導が迅速な予備校ならWeb講義の疑問を解消できる
  • フルカラーのテキストなど教材の質が高い講座を選ぶと理解が早まる
  • 記述式問題や模試対策が充実している講座を選ぶと合格につながる

これから司法書士試験に向けて通信講座の利用を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

費用を抑えても無制限のサポート体制があると合格率を高められる

受講費用が格安な講座であったとしても、無制限のサポート体制のあるサービスを利用すると、合格率を高められます。

司法書士試験は出題範囲が幅広く、合格の確率も低い難易度の高い試験であるため、途中で諦めてしまう人が多いのも事実です。

学習を続けるのが困難であると感じる場合に、充実したサポート体制があると諦めずに継続できる可能性が高くなります。

講座によっては、講師などに回数の制限なくメールや電話などで不明点を質問できる仕組みを取り入れています。

理解が難しい箇所をピンポイントで質問し、適切な回答を得られるため、途中でつまずかずに学習を継続できるでしょう。

司法書士通信講座を選ぶ際は、受講費用だけでなくサポート体制の確認が不可欠です。

1回あたりの質問内容に制限がある講座もあるので無計画な利用はやめよう

講座によっては、試験1回の受験までに質問内容や回数に制限を設けられている場合があります。

無計画に質問サポートを利用していると、より難解な問題においてサポートを受けられなくなる可能性があります。

質問サポートに回数制限がある場合には、他の解決方法がないかをサービス利用前に検討しましょう。

たとえば、以下のような手段が考えられます。

  • 他の受講生との交流がある場合は教えてもらう
  • 掲示板など無制限で利用できるサービスを確認してみる

Web上で関連の情報を探すのも解決方法の1つですが、掲載情報の信ぴょう性を確かめる必要があります。

サポートを積極的に活用したい人は、内容や回数が無制限の講座を選ぶのが無難です。

制限があるサービスを利用している場合は、どうしても解決できない問題に差し掛かった際に活用するなど、計画的な利用を心がけてください。

質問対応や個別指導が迅速な予備校ならWeb講義の疑問を解消できる

講義の疑問を解消。迅速な質問対応や個別指導

質問に対する回答が早く、個別の指導に対応している予備校であれば、効率よく学習を進められます。

通信講座を利用する際は、メールやオンライン上の専用フォームなどを利用して質問をする場合が多いです。

回答がなかなか得られず、Web講義を受講して生まれた不明点を即座に解決できない場合があります。

一方、対応が迅速な業者であればスムーズに疑問を解消できるでしょう。

不明点や疑問点が解消できずに、学習が滞ってしまう恐れも少ないです。

対応が迅速であるかを確認するためには、無料体験を利用してみたり、口コミ情報などで利用者の評判を参考にしたりする方法があります。

Web講義で発生した疑問を効率よく解消したい人は、質問に対する回答が早い業者を優先的に選ぶ必要があります。

テキストはフルカラーが最適?教材の質が高い講座を選ぶと理解が早まる

司法書士通信講座を選ぶ際は、提供される教材の質が高いものを選ぶのが大切です。

たとえば、理解度の高いテキストを希望する場合は、フルカラーのほうがよいと感じる人も多いでしょう。

毎日学習をする教材が自分に合っていないと、継続して学習するモチベーションを維持するのが難しくなります。

テキスト以外では、講義の動画に関しても気を配る必要があります。

説明が上手で、スムーズに理解できる講義を提供してくれる講師がいる通信講座のほうが、合格できる可能性は高いです。

社会人で日中は勤務しているなど、時間の制約が多い人の場合は、スマートフォンなどのモバイル機器による講義の視聴は欠かせません。

司法書士通信講座の選定においては、テキストや講義などの教材が自分に合っているかの確認が大切です。

記述式問題や模試対策が充実している講座を選ぶと合格につながる

記述式問題や模試対策が充実している通信講座を選択すると、合格につながる可能性が高くなります。

司法書士試験は、出題される問題数に対して解答時間が短いです。

特に試験当日の午後の課題は、択一式35問と記述式2問が出題され、3時間の解答時間が与えられます。

時間切れになってしまい、合格水準に達せられなかった経験をした受験生も多いでしょう。

司法書士試験に合格するには、知識の習得だけでなく試験問題の解答技術や時間配分の習得も欠かせません。

試験の問題に慣れる方法としては、記述式問題や模試など実践的な経験を多く積む必要があります。

合格に直結する学習をするためには、実際の試験につながる対策を数多く提供してくれる講座を選ぶほうがよいでしょう。

司法書士通信講座で試験に合格するためには勉強時間の管理が大切

計画的に学習。勉強時間の管理が大切

司法書士試験に合格するためには、勉強時間やスケジュールの管理が大切です。

司法書士試験に出題される範囲は広いため、計画的に学習を進めていく必要があります。

ただやみくもにテキストを読み進めていくだけでは、出題範囲全てを試験までに終えられない恐れがあります。

通信講座を活用すると、時間を上手に活用して適切なスケジュール管理の中で学習を進められるでしょう。

通信講座の活用により、勉強時間の管理における以下のような利点が得られます。

  • 個人向けのサポート体制が整っていると挫折せずに勉強を続けられる
  • 試験までの学習スケジュールを無料で作成してくれる講座もある
  • スマホで教材の確認ができると隙間時間を活用してどこでも勉強ができる
  • 講師や合格者によるカウンセリングを利用すると学習意欲が持続する

自分に合った通信講座を選ぶ際には、勉強時間やスケジュールの管理の手助けとなるサービスがあるかどうかも確認するほうがよいです。

個人向けのサポート体制が整っていると挫折せずに勉強を続けられる

受講生1人1人に適した、個人向けのサポート体制が整っている通信講座を選択すると、途中で挫折せずに勉強を続けられる可能性が高いです。

司法書士試験に向けた学習は、難易度と出題範囲の広さなどから、途中であきらめてしまう人もいます。

1人では継続が難しい場合でも、通信講座で利用できるサポートを活用して勉強を続けられるかもしれません。

不明点に解答してくれる質問サービスや、理解不足の箇所が見える添削サービスなど、通信講座には受講生をサポートする体制が充実しています。

1人で学習を継続するのが苦手だと感じる人は、サポート体制が充実している通信講座を優先的に選択するほうがよいでしょう。

苦しい時に支援してくれるサービスが充実した通信講座を選んで、難易度の高い司法書士試験に臨んでみてはいかがでしょうか。

試験までの学習スケジュールを無料で作成してくれる講座もある

通信講座の中には、学習開始から試験当日までのスケジュールを無料で作成してくれるものもあります。

計画的に学習して合格を達成するためには、適切なスケジュール管理が欠かせません。

試験当日をピークに持っていくために、学習開始から試験日までの時間を算出して学習内容を割り振っていく必要があります。

自分1人のみでは、適切なスケジュール管理が難しいと感じる人も多いでしょう。

近年は、受講生1人1人の状況に見合った適切なスケジュールを無料で作成してくれる講座が増えています。

AIを活用して、膨大な過去の受講生のパターンから分析した最適なスケジュールを構築するサービスを提供する講座もあります。

計画的な学習が苦手な人は、無料で自分に合ったスケジュールを作成してくれる通信講座との相性がよいです。

学習状況の進捗を確認してもらえるサービスは忙しい社会人に最適

通信講座の中には、スケジュールの作成に加えて学習状況の進捗管理まで行ってくれるものもあります。

日ごとの学習内容の指示や苦手部分の明瞭化など、学習の進捗状況をサポートしてくれるサービスを利用できます。

日中に企業で勤務している社会人など忙しい人にとっては、学習の進捗状況を管理するのが難しいと感じる場合も多いでしょう。

学習の進捗状況を管理してくれるサービスのある通信講座を選択すると、自分で管理する手間が省けて便利です。

スケジュール作成だけでなく学習の進捗状況を支援してくれるサービスを選ぶと、効率よく学習を進められます。

スマホで教材の確認ができると隙間時間を活用してどこでも勉強ができる

隙間時間を活用。オンラインでの教材管理

近年は、スマートフォンなどモバイル機器で教材を閲覧できるシステムが普及しています。

スマートフォンでテキストの閲覧や講義の視聴ができると、移動中など隙間時間を活用していつでもどこでも勉強できます。

講義時間を短くするなど、隙間時間の活用に便利な講座も多いです。

テキストも、紙面による配布に加えてPDFデータでの配信を行い、スマートフォンで閲覧可能にしている通信講座が増えています。

社会人など、まとまった学習時間の確保が難しい人にとっては、空き時間を有効活用するためにオンラインでの教材管理はぜひ活用したいサービスです。

講師や合格者によるカウンセリングを利用すると学習意欲が持続する

通信講座によっては、講師や合格者とのカウンセリングのサービスが利用できる場合があります。

カウンセリングでは、学習中の疑問などの質問はもちろん、司法書士試験に関連するさまざまな会話ができます。

1人で学習を続けていると学習意欲が低下してしまう人も多い中、他者とのカウンセリングはモチベーションの向上が期待できるでしょう。

講師とのカウンセリングにおいては、学習における全般的な悩み相談に応じてくれます。

合格者とのカウンセリングでは、試験に向けてどのように気持ちを持って行くのか、実体験を交えたアドバイスが受けられます。

学習意欲の維持に不安を覚える人は、講師や合格者とのカウンセリングができる通信講座との相性がよいです。

司法書士試験の合格者は通信講座を利用している!独学よりも合格実績が高い

合格者は通信講座。独学よりも合格実績が高い

司法書士試験の合格者の多くが、通信講座を利用していると考えられます。

合格者の通信講座利用割合は公表されていませんが、司法書士試験全体の合格率が毎年4~5%程度である点を考慮すると、独学での合格は難しいと予想できます。

司法書士試験の合格を目指す際には、通信講座の利用を検討するのが無難な選択肢といえるでしょう。

司法書士試験の学習ツールとして通信講座を利用すると、以下のような利点を享受できると考えられます。

  • 資格取得までの時間を短縮できる
  • 法改正に対応した最新の教材で学習できるので情報を集める手間がない
  • 定期的な公開模試が用意されているため現在の実力を正確に把握できる

それぞれの利点について、詳細を以下で紹介します。

一方、欠点として受講費用が高い点は否めません。

費用負担を抑えるための方法についても解説するので、通信講座の利用を決める際の参考にしてください。

資格取得までの時間を短縮できるのが利点!半年以上も早く合格できる

通信講座を利用する利点の1つは、試験合格までの時間を短縮できる点です。

状況や能力にもよりますが、独学で合格を目指すよりも短時間で合格できるといわれています。

司法書士試験に合格するには、3,000時間の学習が必要といわれます。

通信講座を活用すると、合格に必要な知識を凝縮したテキストや講義が利用できるため、学習時間の短縮が可能です。

Web形式の講義は、倍速再生での視聴も可能で、学習時間の短縮につなげられます。

合格までの学習時間を短くしたいと考える人は、独学よりも通信講座の活用を検討したほうがよいでしょう。

法改正に対応した最新の教材で学習できるので情報を集める手間がない

法改正に対応。最新の教材で学習できる

通信講座を利用すると、法改正に対応した最新の教材で学習ができます。

司法書士試験においては、法改正が行われるたびに学習内容を変える必要があります。

独学の場合、購入したテキストでは最新の法改正に対応していないかもしれません。

その場合は、自分で情報を集めてテキストの読み替えが必要です。

一方、通信講座の場合では提供される教材で確実に最新の法改正に対応しているため、情報収集の手間を省けます。

誤った認識で試験に臨み、誤答してしまうリスクも軽減できます。

直近の法改正に準拠した最新の教材で学習したいと考える人は、通信講座の活用を検討しましょう。

定期的な公開模試が用意されているため現在の実力を正確に把握できる

通信講座を利用すると、定期的な公開模試などの実践の場に数多く取り組めます。

模試によって自分の実力を正確に把握できるため、自分の課題を明確にして次の学習に活かせます。

独学でも模試の受験は可能ですが、講座を利用していない人が受けられる模試は限られている場合が多いです。

自分で試験情報を探す必要もあるため、余計な時間がかかってしまいます。

一方、通信講座はカリキュラムの中に模試の受験が含まれている場合が多く、自分で準備をする必要がありません。

一通り学習を終える頃に模試の日程が設定されるなど、実力を計る上で適切なタイミングを考慮してくれる点も利点です。

公開模試を最大限に活用した学習をしたい人は、通信講座の活用が適しています。

通信講座の欠点は料金が高いこと!割引制度を利用して費用を抑えよう

通信講座の利点について紹介してきましたが、一方で欠点も存在します。

独学よりも料金が高くなってしまう点は、欠点の最たる例といえるでしょう。

通信講座の受講費用をできるだけ抑えるためには、各講座で設けられている割引制度を利用する方法があります。

たとえば、講座の受講期間内に合格できた場合は、受講料の返金を行う業者があります。

他の資格試験講座と併用して申し込みをした場合に、割引が適用されるなどの特典を設定している講座も多いです。

再受講者や他の講座からの乗り換えの場合に適用される割引制度もあり、講座によってさまざまな取り組みがみられます。

通信講座の費用負担を少しでも抑えたい場合は、割引制度などの特典が充実している講座を選ぶのも1つの方法です。

自分に合ったおすすめの司法書士通信講座を活用しよう

司法書士試験は合格率が低く、難易度の高い資格試験として知られています。

これから通信講座を申し込んで学習をしようと検討している人の中には、安いサービスでは合格は難しいと考えている人もいるかもしれません。

しかし実際は、高い講座であれば合格できるといえないのも事実です。

質問回答のサービスやテキストの充実ぶりなど、サポート体制が整っている講座の方が合格の可能性を高められます。

司法書士試験の学習においては、勉強時間の管理も重要です。

学習スケジュールを作成してくれたり、学習の進捗状況を管理してくれたりするサービスのある通信講座も増えています。

自分1人での時間管理が難しいと感じる人は、学習管理をサポートしてくれる通信講座を利用するとよいでしょう。

司法書士試験の合格を目指す際は、独学で取り組む方法もありますが、通信講座を活用したほうが合格の可能性が高いです。

法改正への対応や公開模試の実施など、独学にはない利点が通信講座には多くあります。

通信講座の費用が気になる人は、割引制度などの特典が充実している講座を選択すると、負担を軽減できる可能性があります。

司法書士試験合格を目指す際は、ぜひ自分に合った通信講座を選択して、効果的な学習を進めてください。

当記事の監修者

白根 陸夫のアバター 白根 陸夫 株式会社キャリア・ブレーン 代表取締役

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