白根 陸夫の40年にわたる戦略的キャリア形成
~仕事やキャリア形成を真剣にお考えの皆さまへ~

この体験談は、2004年1月10日、白根陸夫の満62歳のとき、学校卒業後40年を機に、自身のこれまでのキャリア形成を振り返ったものです。あなたのこれからのキャリア形成の指針にしていただきたく、きっとお役に立ちますのでぜひご一読ください。

人生80年時代(女性は90年時代)です。一度しかない人生です。悔いのない一生を送りたいものです。そのためには生涯にわたるキャリア形成を長期的に計画的にかつ戦略的に構築していかねばなりません。そのやり方は誰も教えてくれません。ただ一つ白根陸夫のキャリア・カウンセリングを受けることによってのみ、あなたはキャリア形成のノウハウを習得することができます。

生涯にわたるキャリア形成はなんといってもその道の成功者が「こうすれば、だれでも満足するキャリア形成ができる」と自信をもって勧める途を進むことがもっとも安全、確実な方策だからです。だからこそこれまでに多くの人が、白根陸夫のキャリア・カウンセリングを受けているのです。

私は、1965年(昭和40年)大学を卒業し実業界に入りました(明治大学商学部卒業)。当時はどんな会社で、どんな仕事をしたいかなど、キャリアの方向性は明瞭ではありませんでした。3年のとき面倒見のよかったゼミの先輩に、4年になったらよろしくと頼んでおいたところ就職シーズンに入り、こないかと誘われて、ある化学会社に入社しました。いたって暢気なものでした。仕事についてもとくに希望があったわけではなく、成り行き任せという感じでした。配属は人事部でした。

学校時代からなんとなく、歳を取ったら「やりたいことを、やりたいように、やる」ことは素晴らしいなと考えていました。そして、せっかく人事部に入ったのだから人事管理の分野において実務処理者として日本で一番になろうと決心しました。学者志望ではないので、人事管理に関する高邁な理論の勉強は不要です。実業界では実務処理能力、すなわち保有する職務遂行能力(仕事力/段取り力)の優劣と活用の上手さ、そして精神力(忍耐力・持続力・挑戦力)で勝敗が決まるのです。

先輩諸氏を見ていると3年~4年で他部署へ異動となっていきます。当時の大企業はゼネラリスト育成を人材育成の主眼にしていましたので、社内の仕事と人を知るために頻繁に人事異動を行いました。この現状を知り、私はこうしていられないと思いました。異動によってキャリアが分断されてしまうからです。

これは後講釈になりますが、一つの職務は4年間あればマスターできると考えています。1年目は先輩の模倣、2年目はこれに自分のオリジナリティを付加、3年目はこれを現場に定着させる、4年目は環境変化に合わせて修正・改訂、5年目は4年目と同じとなります(勿論、難しい技術の分野は別ですが)。同じように会社経験も4年が一サイクルと考えています。換言すればキャリア形成においては、誰でも4年に一回は必ず平等にステップアップのチャンスが巡ってくるのです。

だから、このチャンスを生かすべく日ごろから用意周到に自己研鑽を続けるべきなのです。

一つの会社に3年~4年在職しないとキャリアとして評価されないといわれますが、このサイクルのことを指しているのです。以後、4社を武者修行のため経験しました。いずれも人事、総務、法務、秘書の領域です。各社在職中、採用業務体験も豊富に蓄積すると共に転職経験においても採用する立場に立った「効率的で成功率の高いやり方(ノウハウ・スキル)」を修得しました。

その効果のほどは、いずれの転職先でも手に入れた地位、報酬、仕事の遣り甲斐のすべてにおいて大成功であったことで証明されます。大手企業、中堅・中小企業、ベンチャー企業、日系(2社)、外資系(3社)においてさまざまな経験を積むことができました。在職期間が4年/4年/12年/6年/4年となっているのはキャリア形成のために必要な期間であったからです。この間、併行して資格取得に精を出しました。

とくに20~30歳代は毎年一つ何らかの資格を取ることを目指し、空いた時間を有効活用しました。主として通勤時間です。公的/民間を問わずなんでも業務に関連する資格に貪欲に挑戦しました。取得することによって職務遂行上大きな自信となると共に能力も向上しました(第一種衛生管理者、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任者、ファイナンシャル・プランナー、産業カウンセラー、損害保険募集従事者特級〔一般〕資格など)。

お陰さまにて、人事考課でも高い評価を得ることができ、昇給・賞与も人より大きな成果を上げることができました。まことに楽しく充実した企業人生活30年の経験を積むことができました。

このキャリア形成の期間は、職務遂行能力向上と転職スキルアップの面において顕著な成果を上げることができました。学校卒業後、企業人として経験30年を経過した時点、52歳でいよいよ念願でありました「やりたいことを、やりたいように、やる」を実現しようと5社目の会社を辞めました。

時期的に独立するなら足腰の丈夫な50歳代前半がいいと判断したからです。満60歳到達時の平均余命は男性22.41年、女性27.92年です(厚生労働省、平成18年簡易生命表)。

男性は82歳、女性は88歳まで生きるということです。私の場合、30年ありました。4年に一度チャンスが巡ってきますので、これからさらに7~8回飛躍のチャンスが与えられていると考えました。絶好のチャンス到来です。

人事管理職経験者が独立開業するとき、およそ5つのコースがあると思います。すなわち、(1)人材紹介業 (2)人材派遣業 (3)人事管理業務受託業(人事アウトソーシング)(4)社会保険労務士業 (5)再就職支援サービス業(キャリア・カウンセラーとして独立を含む)です。

私は、諸先輩の活躍している業界で、二番煎じで働くことを潔ぎよしとしませんでした。そこで当時まだ一般に知られていなかった「再就職支援サービス」に着目しました。当時この仕事は「アウトプレースメント」といわれて、世間ではネガティブなイメージを持たれていました。顧客は外資系企業が中心でした。

企業が工場閉鎖や業容転換、組織改編を行うに伴って人員削減、人材の入れ替えを行います。余剰となった人たちの再就職活動の支援が必要になります。アウトプレースメントには企業がそれらの施策を行いやすくさせるための機能が期待されていましたので、働く側からはどちらかというと「辞めさせ屋」的なイメージを持たれたのもやむを得ないと思います。

当時、開業挨拶に以前から知合いの人事コンサルタントや管理職研修講師、人材紹介業の社長のところへ行きますと、異口同音に「アメリカのように人材流動化の活発な国ならいざ知らず、日本は終身雇用の国だから、そんな商売はすぐつぶれる」と冷笑されました。わずか8年前のはなしです。

ところがどうですか、その後再就職支援会社は続々誕生し、今では110社、売上高320億円(2002年/平成14年)に成長しています。当時笑っていた仲間がよくやってきます。「さすがにあなたの慧眼には、ほとほと敬服しました」「ぜひ私にも仕事を分けてください」といってきます。

管理職研修などは自己投資の時代になってしまったのです。企業が丸抱えで、全員公平に研修を行うことが稀になってしまったので、仕事がなくなってしまったのです。これほど時代の変化というものは予想を超えて激しいものなのです。チャンスは4年に一回、私たちに平等に訪れます。これを掴むか、逃すかは自分次第です。

アンテナを四方八方に張り巡らせ、社会経済の動向を見極めることによって自分のキャリア形成の方向がはっきりとしてきます。方向性が定まれば到達するプロセスがおのずと認識、納得できるものになります。

白根陸夫は、就職・転職・再就職ノウハウは、即「履歴書・職務経歴書作成/面接対策」だなどと考えていません。一生涯のライフプランがあってのキャリアプランです。就職・転職・再就職を志すあなたは単なる「生活費稼ぎ」のための仕事探しをしてはなりません。

社会経済環境と産業構造の大変革期のいまこそ、あなたの力が必要とされる絶好の機会です。十分な自己分析をして、まずキャリアビジョン(今後、進みたい仕事上での明確な方向性)を確定してください。「何ができて、何をしたいのか」の自己認識ができてはじめて業種と職種を絞り込むことができます。そして、方向性をしっかり確定した後、履歴書と職務経歴書を作りこんでいくプロセスになるのです。当然、こうすることによって的を得た「合格面接」対策が可能になるのです。

白根陸夫の例でお解りのように、周到な準備さえすれば誰でも必ず自身のキャリアビジョンを達成することができます。平均余命が尽きるまでは、まだまだ長く十分な年月があるのです。そして4年に一回のチャンスは巡ってくるのです。

私たちに必要なことは、正確な時代認識に立脚して自己の職業上での志(キャリアビジョン)をはっきり認識した上で、毎日一歩一歩前進していくことなのです。これを実現するために、私達はつねに働きがいのある組織・企業・団体に属することを求めているのです。自己実現への意欲と熱意の具体的行動が就職・求職活動なのです。

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