【011】白根陸夫が独自開発した「再就職支援サービス」 ノウハウStep2「セカンドキャリアとキャリアビジョン」② 生涯のわたしの仕事
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー🄬白根陸夫です。
【010】では「キャリアビジョンに気づくコツ」を伝授しました。
「これまでの仕事経験を生かした、世のため、人のために尽くす仕事」を一人で成し遂げようとすれば自営業となります。
組織の一員として成し遂げようとすれば組織人となります。
さらに始めは一人、のちに賛同者が集まり組織が次第に形成されることもあります。
規模の拡大にともなって法人化されることも多い。定年後の組織人には定年制度がなく雇用期間は一年更新が一般的です。
運よく役員(取締役)になることができれば2年更新となりますが、いずれの場合もある程度の年齢がくれば勇退となります。
その時期はおそらく、おおよそ満78歳あたりではないかと思います。
その後は自営業以外の途は考えられません(或いは、志を同じくする自営業同士が集まり組織化する途も含む)。
キャリアビジョンはこのことを念頭に入れて策定することが賢明です。
キャリアビジョンの目的が仕事の類を問わず「世のため、人のための仕事」でなければならないのです。
自分のための仕事であってはならないのです。「自分のための仕事」には賛同者が集まりません。
自分が再就職先を探すことを考えてください。
志望する会社の社長(代表取締役)との面接で「わたしは自分の財産を増やすために会社を経営している。
そのために人手を必要としている」というはなしを聞いたならば、誰も入社しようと思いません。
キャリアビジョンは「世のため、人のためのわたしの仕事」でなければならないのです。
【つづく】


お電話受付時間9:00~17:00
【土・日・祝日を除く】
