【006】白根陸夫が独自開発した「再就職支援サービス」ノウハウStep1「インテーク面接 確かな未来(その3)
「老後」の健康リスク
人生100年時代、平均余命が年々伸長することを喜んでばかりいられません。ここに興味深い統計があります。「東京都健康長寿医療センター 2013年」によれば認知症の有病率は年齢とともに急峻に高まることが知られています。現在、65歳以上の約16%が認知症であると推計されていますが、80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%、95歳を過ぎると男性の51%、女性の84%が認知症であることが明らかにされています。

さらに、糖尿病は認知症を加速させるだけでなく、発症リスクを高めます。
日本の成人男性の18.1%、女性の9.1%が糖尿病が強く疑われる者と推計されており、男性の方が高い傾向にあります。年齢が上がるにつれて有病率が増加し、特に50代以降で顕著な上昇が見られます。
具体的な罹患率(2022年国民健康・栄養調査に基づく)
• 男性::糖尿病が強く疑われる者 18.1%
• 女性::糖尿病が強く疑われる者 9.1%
年齢と罹患率
• 年齢が上がるにつれて、男女ともに糖尿病が強く疑われる人の割合が増加します。
• 男性では50代で17.8%、60代で25.3%、70歳以上で26.4%と、年齢とともに高くなります。
• 女性でも同様に、50代で5.9%、60代で10.7%、70歳以上で19.6%と増加します。
自身と家族の健康維持と管理は「老後」の喫緊の課題となります。
【つづく】

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