キャリア式職務経歴書のつくり方/売込みの仕方⑭
営利を目的としていない組織で働く人、或いは営利企業においても間接部門(直接売ったり、買ったり、つくったりする部門ではない部門のこと)で働く人は、最大限利潤を上げる方策、すなわち、↑Q(品質) ↓C(コスト) ↓D(納期) ↑(数量) ↓(時間) ↓(人数) を指標としてつね日頃仕事しているかと問われると即答できる人は多くありません。
それではこれらに代わる指標(代用特性)はなにか、それは前号⑬に示した5特性、33要素です。
キャリア式職務経歴書のタイトルは「主たる経験及び達成事項」とします。
欄外に小さく「職務経歴書」と記載します。職務遂行能力ごとの成功体験を営利を目的としていない組織で働く人の例としてその1を紹介します。
「主たる経験及び達成事項」 |
ウリとする職務遂行能力例:業務標準化/効率化/生産性アップの率先垂範の実践 |
成功事例:その1 指導者2名、訓練生5名、訓練期間6ヶ月の訓練を見直し、ムダ・ムラ・ムリを無くした独自の訓練技法を開発。 指導員1名、訓練生5名、訓練期間4か月の訓練コースを標準化した(生産性150%アップ、コスト2/3削減)。 マニュアルは16Step構成としStepごと理解度テストを実施、訓練生の技能修得レベルのばらつきをなくした。 関連部門に声がけし水平展開した結果、類似の改善事例が数多く実施され組織全体で大きな成果を上げた。 |
次号に続く。
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