リーダー/管理職に必須のビジネススキル「キャリアコンサルティングスキル」＜その２＞

キャリアコンサルティングとは「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」と定義されています(2022年10月職業能力開発促進法第二条の5)。

「国家資格キャリアコンサルタント」は、キャリアコンサルタントの名称を用いて、キャリアコンサルティングを行うことを業とする定義されています(第三十条の三)。リーダー/管理職にとって「労働者」を「部下」読み替えてみれば日常の組織運営(マネジメント)において「部下の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」すなわち「キャリアコンサルティング」をしていつかどうか、或いはその仕方が勘や経験や度胸でこなしていないかどうか検証してみる必要があります。

「キャリアコンサルティング」スキルを修得しているか否かは「国家資格キャリアコンサルタント」試験を受験し合格することによってその力を備えていることを立証することができます。我流ではなく、正しいスキルをもって部下に接することによってのみ部下から信頼され信用される上司になることができます。

以下、次号につづく。