キャリア式職務経歴書のつくり方/売込みの仕方㉓

営利を目的としていない組織で働く人、或いは営利企業においても間接部門(直接売ったり、買ったり、つくったりする部門ではない部門のこと)で働く人は、最大限利潤を上げる方策、すなわち、↑Q(品質) ↓C(コスト) ↓D(納期) ↑(数量) ↓(時間) ↓(人数) を指標としてつね日頃仕事しているかと問われると即答できる人は多くありません。

それではこれらに代わる指標(代用特性)はなにか、それは「売り込みの仕方⑬」に示した5特性、33要素です。
キャリア式職務経歴書のタイトルは「主たる経験及び達成事項」とします。欄外に小さく「職務経歴書」と記載します。職務遂行能力ごとの成功体験を営利を目的としていない組織で働く人の例としてその10を紹介します。

「主たる経験及び達成事項」
ウリとする職務遂行能力例:現状改善につねに熱意をもって取り組む姿勢をもち、改善対象を見つける着眼力、改善手法を熟知、実行する改善力。
成功事例:その10
若手職員の教育期間を短縮、現場配属早期化を目指し教育体系のムダ・ムラ・ムリを見直しマニュアルを改訂することによって、教官事務量を大幅削減(7→5時間/日、30%減)し、教育期間を5ヶ月から3ヶ月に短縮した。

次号に続く。

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