キャリア式職務経歴書のつくり方/売込みの仕方⑲
営利を目的としていない組織で働く人、或いは営利企業においても間接部門(直接売ったり、買ったり、つくったりする部門ではない部門のこと)で働く人は、最大限利潤を上げる方策、すなわち、↑Q(品質) ↓C(コスト) ↓D(納期) ↑(数量) ↓(時間) ↓(人数) を指標としてつね日頃仕事しているかと問われると即答できる人は多くありません。
それではこれらに代わる指標(代用特性)はなにか、それは「売り込みの仕方⑬」に示した5特性、33要素です。
キャリア式職務経歴書のタイトルは「主たる経験及び達成事項」とします。欄外に小さく「職務経歴書」と記載します。職務遂行能力ごとの成功体験を営利を目的としていない組織で働く人の例としてその6を紹介します。
「主たる経験及び達成事項」 |
ウリとする職務遂行能力例:故障修理対応から不具合発生予防に先手対応する先見改善実践力 |
成功事例:その6 チェックリストとパレート図を使って不具合個所を分析、作業計画を改善、発生頻度の高い順に、あらかじめ予防措置を制度化、これによって修理工数削減を実現、標準化することによって、修理納期を平均〇日(〇時間)短縮、運送車両の稼働率向上を実現した。 |
次号に続く。
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