キャリア式職務経歴書のつくり方/売込みの仕方㉑
営利を目的としていない組織で働く人、或いは営利企業においても間接部門(直接売ったり、買ったり、つくったりする部門ではない部門のこと)で働く人は、最大限利潤を上げる方策、すなわち、↑Q(品質) ↓C(コスト) ↓D(納期) ↑(数量) ↓(時間) ↓(人数) を指標としてつね日頃仕事しているかと問われると即答できる人は多くありません。
それではこれらに代わる指標(代用特性)はなにか、それは「売り込みの仕方⑬」に示した5特性、33要素です。
キャリア式職務経歴書のタイトルは「主たる経験及び達成事項」とします。欄外に小さく「職務経歴書」と記載します。職務遂行能力ごとの成功体験を営利を目的としていない組織で働く人の例としてその8を紹介します。
「主たる経験及び達成事項」 |
ウリとする職務遂行能力例:業務効率化を数値化(見える化)、達成するための方策を具体化、率先垂範することによって目標を完遂する力 |
成功事例:その8 検査完了時間短縮(〇%)、対応能力拡充(週〇件)のため、若手社員に技能資格取得を奨励、特訓講座を主宰することによって対象者全員を有資格者化、所期の目的を達成、併せて若手社員のモラール向上によって定着率を〇%向上させた。 |
次号に続く。
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