キャリア式職務経歴書のつくり方/売込みの仕方⑮
営利を目的としていない組織で働く人、或いは営利企業においても間接部門(直接売ったり、買ったり、つくったりする部門ではない部門のこと)で働く人は、最大限利潤を上げる方策、すなわち、↑Q(品質) ↓C(コスト) ↓D(納期) ↑(数量) ↓(時間) ↓(人数) を指標としてつね日頃仕事しているかと問われると即答できる人は多くありません。
それではこれらに代わる指標(代用特性)はなにか、それは「売り込みの仕方⑬」に示した5特性、33要素です。
キャリア式職務経歴書のタイトルは「主たる経験及び達成事項」とします。欄外に小さく「職務経歴書」と記載します。職務遂行能力ごとの成功体験を営利を目的としていない組織で働く人の例としてその2を紹介します。
「主たる経験及び達成事項」 |
ウリとする職務遂行能力例:業務改善へのつよい関心と適切な手法駆使による改善実践力 |
成功事例:その2 過去5年間の不具合発生の頻度と程度をチェックシートとパレート図によって分析、再評価することによって、器材の点検期間を4か月から6ヶ月に改訂、これを標準化した(業務効率化、コスト削減)。この手法を関連部門に水平展開した。 日常業務にある生産性アップ着眼点、テーマの絞り込み、分析の仕方、手法選択のコツなど率先して共有化推進した結果、組織全体を活性化させることに成功した。 |
次号に続く。
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