キャリア式職務経歴書のつくり方/売込みの仕方⑳
営利を目的としていない組織で働く人、或いは営利企業においても間接部門(直接売ったり、買ったり、つくったりする部門ではない部門のこと)で働く人は、最大限利潤を上げる方策、すなわち、↑Q(品質) ↓C(コスト) ↓D(納期) ↑(数量) ↓(時間) ↓(人数) を指標としてつね日頃仕事しているかと問われると即答できる人は多くありません。
それではこれらに代わる指標(代用特性)はなにか、それは「売り込みの仕方⑬」に示した5特性、33要素です。
キャリア式職務経歴書のタイトルは「主たる経験及び達成事項」とします。欄外に小さく「職務経歴書」と記載します。職務遂行能力ごとの成功体験を営利を目的としていない組織で働く人の例としてその7
を紹介します。
「主たる経験及び達成事項」 |
ウリとする職務遂行能力例:外部業者を巻き込んだ納期厳守の仕組みづくりを達成した調整力と実践力 |
成功事例:その7 外注修理において限られた予算をもって所定の時間内に修理が完了するよう、外注会社を巻き込んでPDCAサイクルを実践、成果を歯止めとするためにマニュアル化、予算、納期とも全件、規定内完了を維持を達成。この手法を関連部署に水平展開、組織全体で大きな成果を上げている。 |
次号に続く。
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