人生100年時代をネガティブからポジティブに変えるには

ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
これに対して人生100年時代に対する人々の意識とその実態について20代~60代の男女1,000名を対象に「人生100年時代に関する意識調査」がアクサ生命保険株式会社より公表されています(2018年7月17日)

Q:人生100年時代をどのように捉えていますか?
50.7%「ポジティブ」 49.3%「ネガティブ」と回答。
人生100年時代をどのように捉えていますか?

Q:「人生100年時代」における老後の生活をどのように捉えていますか?
老後の生活については「楽観的に見ている」が38.9% 「悲観的に見ている」が61.1%。
「人生100年時代」における老後の生活をどのように捉えていますか?

年代別でみると「20代」が他年代と比べて高く、これから起こりうる時代の変化にも柔軟に適応していく世代観が垣間見える結果となりました。

「キャリア研修」が注目を集めています。60歳定年まで残された期間のキャリアプランを受講者に考えさせる研修です。人生100年時代といわれるようになりました。定年後、1年更新の再雇用契約で組織に残るか、定年前に転職するか、定年と同時に再就職するか、このことを組織人は40歳代から真剣に考えています。定年まで雇用が保証されている大企業のビジネスパーソンにとって今行われているキャリア研修は受講者のニーズに合致していないことがわかります。セカンドキャリアへの「準備」と「支援」のための「キャリア研修」の受講こそ組織人が渇望する「研修」です。

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