若手社員定着率向上プログラム

キャリア・ブレーンが「若手社員定着率向上プログラム」をお勧めする理由

若手の獲得競争が激しく採用コストが上昇する半面、入社後短期間で退職する社員が増えています。厚生労働省の調査によると、大卒社員の3割強が入社後3年以内に退職しています。多大な費用と労力をかけて獲得した人材の早期流出は企業にとって大きな痛手で、社員のつなぎとめが重要課題になっています。
「若手社員定着率向上プログラム 」はこの喫緊のニーズに応えるものです。新入社員と指導する先輩社員の両方を対象にし、お互いが快適に働ける職場環境づくり実現を支援します。

若年者の離職理由として、「仕事が自分に合わない・つまらない、人間関係がよくない、会社に将来性がない」などが挙げられます。しかしながら、4年間仕事に従事してはじめてキャリアといえるものになるといわれます。仕事に全力投球すればおのずと仕事は面白くなり、自身の得意技となるのです。「仕事が自分に合わない、人間関係がよくない、会社に将来性がない」などという理由で、若年者が離職していくことは、上長や先輩社員の責任といえます。
一方、若年者の中に会社をスキルやキャリアをアップする場と割り切って考える人が増えていることも若者の離職率を高めている要因といえます。就職に対する若年者の価値観が変ってきていることに気づかねばなりません。

入社3年を超えれば離職率は大きく低下します。企業側の暖かい心遣いで、せっかく採用した前途有為な青年の早期離職を防ぐことができれば、企業にとってこんな有意義なことはありません。企業の将来の発展は、若々しくみずみずしい感性溢れ、行動力ある青年に委ねられているからです。
しかし、入社後の早期離職率は、これから数年はさらに上昇することが予想されます。就職活動においてあまりに簡単に沢山の内定が獲得できた経験は、安易に転職を考えるであろうことは容易に想像がつきます。企業にとってゆゆしきことです。
キャリア・ブレーンが若手社員定着率向上プログラムをお勧めする理由はここにあります。

「若手社員定着率向上プログラム」とは

「若手社員定着率向上プログラム」は、若年者の価値観の変容に合わせて、新入社員研修を修了したあと、後輩社員が入社してくるまでの間、社会人基礎力修得のための研修を継続して実施するものです。
職場で実務に携われば力不足を痛感する社会人基礎力の修得は新入社員の向上意欲を満たすものだけではなく、職遂行能力の修得によって業務効率の向上が実現します。新入社員のスキルやキャリアアップへの意欲に応える具体的な施策として実施するものです。

「若手社員定着率向上プログラム」は、同時に先輩社員に、「新人にやる気を出させる方法」や「仕事の与えかた」「どういう態度で接すればいいか」を指南するコーチング研修がリンクしています。

「コーチングとは、相手が望んでいる目標があり、その目標を自ら達成することができるように、相手の持っている個人的な特性と強みを活かして、相手がその能力と可能性を最大限に発揮することを目的として、相手を自ら考えさせ行動を促すために、相手の取るべき手段を引き出すためのコミュニケーションサポート(支援)」と定義されます。
先輩社員が新入社員に対しコーチングマインドを持って接し、日々コーチングを実践することによって仕事の効率は大きく向上するとともに、新入社員は期待通りすくすくと成長していきます。

「若手社員定着率向上プログラム」は先輩社員のコーチングスキルの修得と職場での実践によって、始めて所期の効果が実現します。インターネットやテレビゲームの普及などにより子供のころから対人関係が希薄な若年層が増えたことが離職率を高くする原因と考えられますが、放置・傍観しているだけでは課題の解決にはなりません。課題解決に企業側からの積極的な行動が求められているのです。

若手社員定着率向上プログラムの特徴 – 新入社員向け研修

若手社員定着率向上プログラム 【社会人基礎力養成研修】

社会人基礎力養成研修を受講してもらいます。後輩社員の配属までの間、月一回(7時間)の受講が標準です。若年者の会社をスキルやキャリアをアップする場と考えるニーズに応えることができます。会社は「私たちを一人前のビジネスパーソンに育成することにきめ細かく配慮してくれている」という姿勢を具体的な施策で示す必要があります。

社会人基礎力は、経済産業省が提唱するビジネススキルで、1.〜12.に分類されます。
各アイテムにつき、座学、GW、発表から成ります。新入社員研修のフォローとして、必要に応じ13.ビジネスマナー研修や14.「提案型文書作成技能」養成研修を付加することができます。参加型の研修スタイルで、配属後新入社員が一同に会す機会はこの研修のみになります。毎回研修を心待ちにするようになります。同期意識を醸成することができます。

研修開講月数に合わせて、1.から14.の分野のビジネススキル修得研修を開講することになります。オーダーメイドの研修になります。講師は、キャリア・ブレーンの「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®」が担当いたします。 毎回の研修終了後、キャリア・カウンセリングをお請けしております。 「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®」は、人事・労務に長年携わった経験を有するベテランぞろいです。仕事上の悩みや職場の人間関係について的確なアドバイスをさせていただくことによって、翌日から心機一転やる気に溢れ仕事に再挑戦するようになったケース、離職を思いとどまったケースなど大きな効果を生んでおります。

社会人基礎力養成研修の狙い

  1. 「主体性」養成研修:
    指示を待つのではなく、自らやるべきことを見つけて積極的に取り組む力を養成する。
  2. 「働きかけ力」養成研修:
    「やろうじゃないか」と呼びかけ、目的に向かって周囲の人を動かしていく力を養成する。
  3. 「実行力」養成研修:
    言われたことをやるだけでなく、自ら目標を設定し、失敗を恐れず行動に移し、粘り強く取り組む力を養成する。
  4. 「課題発見力」養成研修:
    目標に向かって、自ら「ここに問題があり、解決が必要だ」と提案する力を養成する。
  5. 「計画力」養成研修:
    課題の解決に向けた複数のプロセスを明確にし、「その中で最善のものは何か」を検討し、それに向けた準備をする力を養成する。
  6. 「創造力」養成研修:
    既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決方法を考える力を養成する。
  7. 「発信力」養成研修:
    自分の意見をわかりやすく整理した上で、相手に理解してもらうように的確に伝える力を養成する。
  8. 「傾聴力」養成研修:
    相手の話しやすい環境をつくり、適切なタイミングで質問するなど相手の意見を引き出す力を養成する。
  9. 「柔軟性」養成研修:
    自分のやり方に固執するのではなく、相手の意見や立場を尊重し理解する力を養成する。
  10. 「状況把握力」養成研修:
    チームで仕事をするとき、自分がどのような役割を果たすべきかを理解する力を養成する。
  11. 「規律性」養成研修:
    状況に応じて、社会のルールに則って自ら発言や行動を適切に律する力を養成する。
  12. 「ストレスコントロール力」養成研修:
    ストレスを感じることがあっても、成長の機会だとポジティブに捉えて肩の力を抜いて対応する力(メンタルタフネス能力)を養成する。
  13. ビジネスマナー研修:
    マナーを身につけた好印象の社員を育成し、会社の品格を高め、顧客の信頼感やブランドイメージを高める。日常業務においてマナーをわきまえることにより、コミュニケーションを円滑化し業務の生産性を向上させる。
  14. 「提案型文書作成技能」養成研修:
    ビジネス文書はコミュニケーションの基本であり、仕事を行っていくためには必須のアイテムです。一般的なビジネス文書の書き方を基礎から学び、他人が納得する提案型文書のスキルを身につける。

【研修】定着率向上プログラム詳細-新入社員 はこちらから

若手社員定着率向上プログラムの特徴 – 先輩社員向け研修

若手社員定着率向上プログラム 【コーチングスキル修得研修】

先輩社員には、「新人にやる気を出させる方法」や「仕事の与えかた」「どういう態度で接すればいいか」を指南するものです。すなわち、先輩社員にはコーチングスキルの修得・伝授を図るものです。

講師は、キャリア・ブレーンの「認定エグゼクティブ・コーチ」が担当いたします。毎回の研修終了後、キャリア・カウンセリングをお請けしております。この研修講師には、キャリア・ブレーンの「認定エグゼクティブ・コーチ/プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®」両有資格者を当てております。いずれも人事・労務に長年携わった経験を有するベテランぞろいです。先輩社員として、後輩指導の悩みや職場の人間関係について的確なアドバイスをさせていただくことによって、組織活性化、人材活性化に目覚しい成果を上げております。

コーチングスキル修得研修は、キャリア・ブレーンの「認定エグゼクティブ・コーチ養成講座(速修コース)」を受講していただきます。所定課題(18点のワークシート)を提出し添削指導を受けることによって確実にスキル・ノウハウを修得することができます。すべての所定課題の合格をもって、NPO/特定非営利活動法人日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会認定の「認定エグゼクティブ・コーチ」の資格が付与されます(認定交付手数料が必要です)。

コーチングスキル修得研修 (6日間)

  • ステップ1: コーチング基礎
  • ステップ2: コーチに求められるコンピテンシー
  • ステップ3: コミュニケーション(基礎)
  • ステップ4: コーチングスキル(1)「傾聴」
  • ステップ5: コーチングスキル(2)「承認」
  • ステップ6: コーチングスキル(3)「質問」
  • ステップ7: コミュニケーション(応用編)
  • ステップ8: EQ
  • ステップ9: 人を育てるコーチング
  • ステップ10: コーチングの心構え
  • ステップ11: 効果的な質問の実践
  • ステップ12: ビジョンコーチング
  • ステップ13: コーチングスキル(1)「傾聴」応用編
  • ステップ14: コーチングスキル(2)「承認」応用編
  • ステップ15: コーチングスキル(3)「質問」応用編
  • ステップ16: 資格を取得して仕事や職場にどう活かすか

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